苦境に陥ったバッカニアーズにまた敗北と負傷が積み重なっていく。

バッカニアーズのアウトサイドラインバッカー（OLB）であるシャキール・バレットが負傷しており、最初に受けた検査の結果からはアキレス腱断裂の恐れがあると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地27日（木）の夜に伝えた。

ヘッドコーチ（HC）トッド・ボウルズはバッカニアーズが27対22でボルティモア・レイブンズに敗れた試合の後、バレットが“今はアキレスの問題を抱えているため、MRI検査を待つが、良くはなさそうだ”と語っている。

2度のプロボウラーであるバレットは第3クオーターにレイブンズのランプレーで負傷した。カートでフィールドを去ったバレットは、すぐに試合から除隊されている。MRI検査でアキレス腱断裂が確認されれば、バレットのシーズンは8試合で終わることになるだろう。

バッカニアーズの負傷者は増え続けており、木曜日の夜に出場できなかった選手の中にはワイドレシーバー（WR）ラッセル・ゲージ（ハムストリング）、コーナーバック（CB）カールトン・デービス、ディフェンシブタックル（DT）アキーム・ヒックス（足）らがいた。

過去3シーズンの内、2シーズンでチームトップのサックを記録したバレットを失うことは、3勝5敗のバッカニアーズにとって大打撃になる。バッカニアーズは木曜日の敗戦によって3連敗を喫した。試合を離脱するまでにタックル4回、サック1回をマークしたバレットは、今季に8試合に先発してトータルでサック3回、タックル43回を記録している。

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