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ライオンズがDBコーチのオーブリー・プレザントを解雇

2022年11月01日(火) 11:29

デトロイト・ライオンズ【AP Photo/Rick Osentoski】

デトロイト・ライオンズのディフェンスの失態は一人のアシスタントコーチから職を奪うことになった。

ライオンズがディフェンスバック(DB)コーチ兼パスゲームコーディネーターのオーブリー・プレザントを解雇したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地31日(月)に伝えた。『Detroit Free Press(デトロイト・フリー・プレス)』のデイブ・バーケットが最初に報じている。

ヘッドコーチ(HC)のダン・キャンベルは月曜日にこのニュースを認めており、プレザントの解任は「苦渋の決断」だったと話している。

「われわれは結果が求められるビジネスに従事している」とキャンベルHCは説明した。「7週間経ったいま、この変化が必要だと感じた」

セーフティ(S)のコーチを務めていたブライアン・デューカーがプレザントの後任を務めるとキャンベルHCはつけ加えている。

プレザントは2021年にキャンベルHCの初期のスタッフとしてライオンズに入団した。昨シーズンの苦戦について、ライオンズのコーチ陣は原則として責任を追及されることはなかった。しかしながら、2022年にライオンズが抱えるディフェンス面での問題は、現状を継続するにはあまりにも影響が大きいことが露呈した。相手に1試合当たり平均421.3ヤードを許しているライオンズはリーグ内で最下位、パスだけでも1試合あたり平均265被ヤードで27位につけている。

今シーズンのライオンズは1試合以上勝つのに十分な得点を稼いでいる。チームは得点で9位だが、ディフェンスがあまりにもお粗末なため5連敗中だ。そのうちの2試合でオフェンスは6点以下に抑えられているが、残り3つの敗戦では1試合あたり平均32点を挙げている。

日曜日の試合はキャンベルHCにとって最後のあがきとなったが、試合時間の42分以上で優勢だった試合で、自分のチームが21対7のリードを失ってマイアミ・ドルフィンズに31対27で負けるのを目の当たりにすることになった。ドルフィンズは空中攻撃で反撃に出て、クオーターバック(QB)のトゥア・タゴヴァイロアが382ヤードと3つのタッチダウンパスを投げたほか、ワイドレシーバー(WR)のタイリーク・ヒルとジェイレン・ワドルが二人とも100レシーブヤードを超えている。

批判のプレッシャーに絶えてきたキャンベルHCはプレザントの解雇を決断することで、ミスを連発して多くの批判を受けてきたディフェンススタッフに対する最初の変更に踏み切った。プレザントが組織を去る中、2022年シーズンの残された試合で少しでも結果を出すために、軌道修正を間に合わせられるかは守備コーディネーター(DC)のアーロン・グレンにかかっている。

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