バイキングスの元共同DCアダム・ジマーが逝去、享年38
2022年11月02日(水) 14:57かつてミネソタ・バイキングスで共同守備コーディネーター(DC)を務めていたアダム・ジマーが38歳で亡くなった。彼の妹であるコッリが現地1日(火)に発表している。
バイキングスの元ヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーの息子であるアダムは、今シーズンからシンシナティ・ベンガルズのコンサルタントとなっており、2006年から2022年にかけてはNFLでアシスタントを務めていた。
ベンガルズのオーナーであるマイク・ブラウンは火曜日に発表した声明で次のように述べている。「私たちの組織は15年前からジマー家と知り合い、一緒に仕事をする機会に恵まれてきました。私たちはマイクとアダムをとても尊敬しており、今回の悲報を受けて悲しみに包まれています。私たちにとって、マイクとアダムは単なるコーチではありません――彼らは友人です。この度はジマー家の皆さまにお悔やみを申し上げます」
アダムはNFLでのコーチングキャリアをニューオーリンズ・セインツでスタートさせた。セインツでは2006年から2009年にかけてアシスタントラインバッカー(LB)コーチを務め、最終年にはスーパーボウルを制したスタッフの一員にもなっている。
セインツは次のような声明を発表した。「アダム・ジマーの訃報に接し、ニューオーリンズ・セインツの組織は、ジマーの父マイク、ごきょうだいのコッリ、マーキを含むご家族の皆さま全員に思いを寄せ、祈りを捧げています。2006年から2009年までの4年間、アシスタントコーチとして私たちの組織で過ごし、スーパーボウルチャンピオンシップのコーチングスタッフにもなったアダムとは懐かしい思い出があります。アダムは知識が豊富で勤勉であり、誰からも好かれる熱心な人でした。セインツに所属している間に、彼はすぐに優秀なコーチへと成長しました。最初はディフェンシブアシスタントを、2009年にはアシスタントラインバッカーコーチを務めてくれた彼のコーチングスタッフの一員としての努力は、このフットボールチームがチャンピオンシップのレベルに達するまで急速に成長する上で、重要なものでした」
アダムはその後、カンザスシティ・チーフスやベンガルズでもコーチになった。
2014年から2022年の間、アダムはバイキングスで父親のコーチングスタッフの一員となっている。2014年から2019年にかけてLBコーチを務めたアダムは、2020年から2022年にかけて共同DCを歴任していた。
バイキングスのオーナーは火曜日に出した声明で「アダム・ジマーの訃報に接し、心を痛めています」と述べている。「アダムは親切で尊敬できる人物で、ミネソタでの数年間では、家族や選手、同僚のコーチ、バイキングスのフロントオフィスのスタッフを非常に大切にしていることがうかがえました。マイク、コッリ、マーキ、そしてジマー家の皆さまにお悔やみを申し上げます」
【RA】