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セインツWRトーマスがつま先の手術へ、今季終了の見込み

2022年11月04日(金) 10:14


ニューオーリンズ・セインツのマイケル・トーマス【AP Photo/Gerald Herbert】

ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスの2022年シーズンは終了した可能性が高い。

セインツのヘッドコーチ(HC)デニス・アレンが現地3日(木)、負傷したつま先の手術を受けることが決まったトーマスを故障者リザーブ(IR)に置くことになったと発表した。トーマスの復帰時期については未定だが、今シーズン中の復帰は見込めないとアレンHCは話している。

度重なるケガに対処する中で2020年シーズンの半分以上と2021年シーズンのすべてを棒に振ったトーマスにとって、2022年は重要なシーズンとなっていた。最初の3試合でキャッチ16回、171ヤード、タッチダウン3回と好調なスタートを切っていたが、再びケガに見舞われ、シーズン第4週以降の全試合の欠場を余儀なくされている。

木曜日のニュースは、2019年にシングルシーズンのレシーブ記録を打ち立て、プロ入り後の4シーズンでキャッチ470回、5,512ヤード、タッチダウン32回を記録したレシーバーのシーズンが、またしてもケガに妨げられて終了することを意味している。最初の勢いを20代後半に持ち越すことができなかった現在29歳のトーマスは、この3年間の大半をケガの回復とリハビリに費やしてきた。

トーマスには2019年7月に延長した5年9,625万ドル(約142億6,877万円)の契約がまだ2年残っている。過去3シーズンの大半で他のパスキャッチャーたちに頼らざるを得なかったセインツにとってはお馴染みの状況であり、今回もそうせざるを得なくなるだろう。

【RA】