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再びHC就任を望むフランク・ライク、「あらゆる選択肢を残しておく」

2022年11月10日(木) 11:20

フランク・ライク【NFL】

インディアナポリス・コルツの元ヘッドコーチ(HC)フランク・ライクは現地7日(月)朝、オーナーのジム・アーセイからの連絡で4シーズン以上にわたって携わってきた任務を解かれることを知った。

ライクは『FOX 59』と『CBS4 Sports(CBS4スポーツ)』のマイク・チャペルに「失望しているし、傷ついている」と話している。「つらい。シーズン中にこうなってしまうのはつらいものだ。しかし、物事のビジネスに関する面を理解している。アーセイ氏には多大なる敬意を抱いているし、彼の直感やゲームに対する知識を信頼している。彼がチームのために最善だと思うことをやったのは分かっている」

「私はそれを受け入れられる。自分の仕事やチームのメンバー、自分のやっていたことすべてに全身全霊をかけていた。何も当たり前のことだと思っていなかった」

ライクはチャペルに対し、残りのシーズンはNFLでの将来を見直しながら子どもや孫と過ごすつもりだと明かした。しかし、60歳のライクは再びコーチを務めることを望んでいる。

チャペルに「あらゆる選択肢を残しておくと思う」と語ったライクは「もちろん、私の望みはヘッドコーチになることだ。ゲームが大好きだからね。ゲームのあらゆる面が大好きだから、あらゆる選択肢を残しておくつもりだ」と続けた。

ライクは今季に3勝5敗1分という残念なスタートを切ったことを受けて、月曜日に解雇されている。在任期間中、ライクはポストシーズンでの1勝2敗を含め、チームを通算で41勝35敗1分に導いてきた。

在任中にスーパーボウルで優勝するという目標を果たせなかったことと、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区を制覇できなかったことが最大の後悔だと明かしたライクは、次のようにコメントしている。

「ワールドチャンピオンシップをはじめ、優勝という目標に届かなかったことは、ヘッドコーチとして非常に残念だ。いろいろな感情が入り混じっている。“OK、さまざまな状況やダイナミクス、課題があった”と感じる一方で、コーチ、プレーヤー、コンペティターとしては“そんなことは関係ない。それでも目標を手に入れなければならなかった”という思いもある」

「アーセイ氏と(ジェネラルマネジャー/GM)クリス(バラード)が採用してくれたとき、私には何の偽りもなかった。そこには期待があった」

【RA】