NFLで7シーズンにわたってプレーしたラスベガス・レイダースのラインバッカー（LB）ブレイク・マルチネスが現地10日（木）にフットボールから引退することを発表した。

「フットボールゲームからの引退を発表する」とマルチネスは『Instagram（インスタグラム）』に綴っている。「素晴らしいフランチャイズとともに貴重な時間を過ごすことができ、生涯の友を得ることができた。家族と将来の夢に集中するため、ここでキャリアから離れることにした。新たな旅路にワクワクしていると同時に、長年支えてくれたファンや組織に心から感謝している」

レイダースは木曜日の夕方にマルチネスをリザーブ／引退リストに置いた。

2016年に4巡目指名でグリーンベイ・パッカーズに入団したマルチネスは、2季目の2017年にリーグ首位となる144回のタックルを記録して一気に注目を浴びるようになった。マルチネスはその後の3シーズンで144回以上のタックルをマークしており、それには確実なタックル力を買われてニューヨーク・ジャイアンツと3年3,000万ドル（約42億5,070万円）の高額契約を結んだ初年度の2020年も含まれる。

ニューヨークでの初シーズンを終えた際にマルチネスは契約金以上に価値のある選手と評されたが、2021年のシーズン第3週にACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂してその年は絶望的となった。ジャイアンツは2022年シーズンの開幕直前にマルチネスを放出している。

レイダースは10月に28歳のマルチネスと契約し、4試合に出場した彼はシーズン第9週にチームがジャクソンビル・ジャガーズに敗れた試合でシーズンハイとなるタックル11回を記録した。

マルチネスはNFLでの7年間でタックル706回、サック13.0回、インターセプト4回、フォースドファンブル4回、ファンブルリカバリー3回を積み上げている。

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