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チャージャーズが2019年1巡目指名のDTジェリー・ティレリーをウェイバーに

2022年11月11日(金) 12:37


ジェリー・ティレリー【Ryan Kang via AP】

2019年NFLドラフトの1巡目で指名されながらも、2022年にタックル8回、先発0回にとどまっているディフェンシブタックル(DT)ジェリー・ティレリーが、ロサンゼルス・チャージャーズからウェイバーにかけられた。

チームはこの動きを現地10日(木)夜に発表している。ティレリーは個人的な事情から、ここ2日間の練習に参加していなかった。

「ジェリーは2019年にここに来てから、われわれのオーガナイゼーションの価値あるメンバーだった。チャージャーズへの貢献に対し、彼に感謝したい」とジェネラルマネジャー(GM)トム・テレスコは声明の中で述べている。

「簡単な決断ではなかったが、慎重に検討した結果、チームと選手の最善のために必要だと判断した。ジェリーの今後の成功を祈っている。」

2019年ドラフトの全体28位で名前を呼ばれたティレリーの、4年目に入っていたチャージャーズでのキャリアは、54試合出場、うち先発29試合、タックル106回、サック10.5回という記録で幕を閉じた。

先発DTのオースティン・ジョンソンが今週に故障者リザーブ(IR)に置かれていることを考えれば、今回の動きはやや驚きかもしれない。しかし、今年のティレリーの起用法から見れば、それほど意外ではなかった。シーズン第9週にインアクティブだったティレリーは、今季に出場した7試合のすべてで、プレーしたスナップがチームの守備スナップの50%を超えていない。

ティレリーの5年目オプションはこの春に拒絶されていた。今季に205万ドル(約2億9,120万円)のベースサラリーを受け取ることになっていたティレリーをクレームした場合、そのチームは今季の残るサラリーを支払う必要がある。ティレリーがウェイバーを通過した場合、フリーエージェントになる。

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