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ラムズQBスタッフォードが脳しんとうプロトコル離脱の見込み、セインツ戦出場か

2022年11月17日(木) 11:22

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Chris O'Meara】

ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが脳しんとうプロトコルに置かれている期間は終わりに近づいているようだ。

スタッフォードは現地16日(水)に実施された練習にフル参加している。その後、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイはスタッフォードが金曜日までにプロトコルをクリアする見込みだと報道陣に明かした。そうなれば、スタッフォードは日曜日に行われるニューオーリンズ・セインツ戦に出場できるようにもなるだろう。

『ESPN』のサラ・バーショップによると、マクベイHCはスタッフォードについて「完全にクリアし、本人も家族も納得しているのであれば、彼は仲間たちと一緒に出たくてたまらないはずだ」と話している。

スタッフォードはシーズン第10週のアリゾナ・カーディナルス戦がSoFiスタジアムで実施される前に脳しんとうプロトコルに置かれ、試合を欠場した。代わりに出場したバックアップQBジョン・ウォルフォードは苦戦を強いられ、勝敗がすでに決まっている試合終了間際になってからようやく唯一のタッチダウンパスを決めている。

マクベイHCはウォルフォードが首の問題が原因で水曜日の練習に参加しなかったと報道陣に伝えた。スタッフォードがマクベイHCの予想通りプロトコルをクリアして日曜日の試合に出場できるようになった場合に、ウォルフォードが出場できないとなれば、3番手のブライス・パーキンスがスタッフォードのバックアップを務めると予想されている。

他のチームメイトと同様に、今季はスタッフォードにとっても荒れたシーズンとなっており、タッチダウン対インターセプト比を41対17で締めくくった昨季とは打って変わって今季はタッチダウンと同じ数のインターセプト(8対8)を記録してきた。ラムズは3勝6敗のスタートとなっている。これは前年度にスーパーボウルを制覇していた場合の9試合を通しての戦績としてフランチャイズ史上ワーストタイだ。特に、ワイドレシーバー(WR)クーパー・カップが足首のケガで離脱したことを受けて、ここから一気に状況が好転する兆しはあまりないと言えよう。

スタッフォードが復帰する可能性は、ラムズと同様に精彩を欠くシーズンを送っているセインツとの戦いに向けて、チームの期待を高めている。スタッフォードがチームを再び軌道に乗せるべくセインツ戦に間に合うように復帰を果たすかどうかは今後明らかになるはずだ。

【RA】