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シーズン第10週の週間最優秀選手賞にバイキングスWRジェファーソン、コルツRBテイラーなど

2022年11月17日(木) 11:58

ミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソン【AP Photo/Julio Cortez】

現時点で今季最高の試合だったと多くの人が断言する試合で、ミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンが畏敬の念を抱かせるようなパフォーマンスを披露した。

現地16日(水)朝、NFLの週間最優秀選手賞が発表され、前回の試合で次々と素晴らしいキャッチを決めたジェファーソンがその栄誉に浴している。

バッファロー・ビルズに延長戦の末に33対30で勝利した日曜日の試合で、キャッチ10回、193ヤード、22ヤードのタッチダウンを記録したジェファーソンが、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手賞を手にした。パスに成功する可能性が50%以下の場面で、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』時代のレシーバーが1試合あたりに記録した回数として過去最多となる9回のキャッチを決めたことは、彼のパフォーマンスがいかに傑出していたかを示している。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手に選ばれたのはインディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーだ。今シーズンは足首のケガに悩まされているテイラーだが、ラスベガス・レイダースに25対20で勝利した日曜日の試合ではセンセーショナルなパフォーマンスを発揮し、再び注目を浴びている。テイラーはキャリー22回で147ヤード、タッチダウン1回を記録して勝利の立役者となった。

インサイドラインバッカー(ILB)デビン・ホワイトとタンパベイ・バッカニアーズはシアトル・シーホークスに21対16で勝利した後、ミュンヘンから帰国している。そして、ホワイトはそのお土産としてNFCディフェンス部門週間最優秀選手賞を得た。シーホークス戦で重要な役割を果たしたホワイトは、タックル9回、サック2回、フォースドファンブル1回、ファンブルリカバリー1回という活躍を見せている。

ピッツバーグ・スティーラーズはディフェンスが勝利への道を切り開いたおかげでニューオーリンズ・セインツを20対10で制した。その中でも大きな影響を与えたのがアウトサイドラインバッカー(OLB)アレックス・ハイスミスだ。AFCディフェンス部門週間最優秀選手となったハイスミスは、タックル5回、サック2回、タックルフォーロス1回、フォースドファンブル1回を記録している。

月曜夜、ワシントン・コマンダースは32対21で勝利し、フィラデルフィア・イーグルスを無敗の地位から転落させた。その試合で得点を積み重ねたキッカー(K)ジョーイ・スライがNFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手賞に選出されている。シーズン第10週に6本すべてのキックを成功させるなど、完ぺきな成績を収めたスライは、2本のエクストラポイントと、55ヤードおよび58ヤードを含む4本のフィールドゴールを成功させた。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手賞には、17対10で勝利したデンバー・ブロンコス戦で重要な役割を担ったテネシー・タイタンズのパンター(P)ライアン・ストーンハウスが選ばれている。パント8回中3回を10ヤードラインの内側にとどめたストーンハウスは、パント平均54ヤード、最長74ヤードを記録した。

【RA】