ラムズがウェイバーにかけたRBヘンダーソンをジャガーズがクレーム
2022年11月24日(木) 11:29ランニングバック(RB)ダレル・ヘンダーソンはロサンゼルスを離れてデュバルへ向かっている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じたところによると、現地22日(火)にロサンゼルス・ラムズからウェイバーにかけられたヘンダーソンをジャクソンビル・ジャガーズが水曜日にクレームしたという。
ヘンダーソンは今季、10試合に出場して7試合に先発し、キャリー70回で283ヤードを記録していた。精彩を欠く成績であるにもかかわらず、ヘンダーソンがチームのリーディングラッシャーとなっていたことは、ラムズがランプレーで苦戦していることの表れだと言える。しかし、確かにチームに貢献していたヘンダーソンの放出に対しては驚きの声が上がった。それでも、ヘンダーソンはランプレーで31位に位置するラムズオフェンスから7位につけているジャガーズオフェンスに移ろうとしている。
2019年ドラフト3巡目指名を受けてラムズに入団したヘンダーソンは、ダイナミックなRBトラビス・イーティーエンをジャガーズのバックフィールドでうまく補完する存在になるはずだ。また、相手のペースを崩すようなプレーを提供し、ジャガーズがヤードを稼ぐのに貢献するだろう。3シーズン以上在籍したラムズで出場した50試合を通して、ヘンダーソンはキャリー396回で1,742ヤード(アテンプト平均4.4ヤード)、タッチダウン13回をマークしている。
ラムズは火曜日にラインバッカー(LB)ジャスティン・ホリンズも同様にウェイバーにかけた。今季、ラムズで5試合に先発出場していたホリンズは、水曜日にグリーンベイ・パッカーズからクレームされている。
ヘンダーソンは3勝7敗のラムズを離れ、同じく3勝7敗のジャガーズに加入した。しかし、ウェイバーにかけられた後に『Twitter(ツイッター)』に投稿していた内容から判断すると、ヘンダーソンは新チームでの再出発を望んでいたようだ。
【RA】