左肩負傷のベアーズQBフィールズ、ジェッツ戦への出場は難しい見通し
2022年11月27日(日) 17:18左肩を痛めているシカゴ・ベアーズのクオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズは現地27日(日)のニューヨーク・ジェッツ戦を前にウオームアップの機会を与えられるものの、プレーできる見通しは低いだろうと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが伝えた。
フィールズはシーズン第11週のアトランタ・ファルコンズ戦で左肩を痛めてしまった。初めは脱臼と報じられたケガについて、後にフィールズ自身が詳細を説明しており、肩鎖関節と靱帯(じんたい)の一部を損傷したと明らかにしている。
21日(月)、ベアーズのヘッドコーチ(HC)マット・エバーフラスはフィールズのケガについて日々観察を続けると述べており、週内は制限付きでの参加になるとしていた。試合に向けたフィールズのステータスはクエッショナブルとなっており、プレーの可能性は残されている。しかし、エバーフラスはフィールズの状態が100%でなければ出さないと言っていることから、彼がジェッツ戦でフィールドに立つことはまずあり得ないだろう。
その場合に先発を務めるのはリーグで6シーズンプレーしているベテランだが、シカゴでは初先発となるトレバー・シーミアンになると思われる。その後ろに控えるのは、フィールズの欠場を見越して土曜日に練習生から昇格したQBネイサン・ピーターマンということになるだろう。
彼らと対戦するジェッツも、ロバート・サラーHCがザック・ウィルソンを下げてマイク・ホワイトを先発させると発表しているため、いつもとは違うQBで今週の試合に臨む。
ここ数週間が絶好調だっただけに、フィールズの不在はベアーズのオフェンスにとって大きく感じられることだろう。第7週から、フィールズはグラウンドでの6回を含めてNFL最多となる15回のタッチダウンを決めている。それに加えて彼は5週続けて試合でパスとランの両方でタッチダウンを1回以上記録しており、これは1950年のものに並ぶ最長タイ記録となっていた。だが、日曜日のウオームアップが並外れてうまくいくということがない限りは、その記録を更新することはないだろう。
ベアーズ対ジェッツのキックオフは日曜日の現地時間13時【日本時間28日(月)3時】の予定だ。
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