加入先の候補を訪れようとしているフリーエージェント（FA）のワイドレシーバー（WR）オデル・ベッカムがそのスケジュールを決定した。

計画を知る人物は、ベッカムが現地12月1日（木）と2日（金）にジャイアンツを訪問する予定だと明かしている。その後、5日（月）にカウボーイズと面談する予定で、ビルズも訪問することになっているという。

また、他のチームが加わる可能性はあるものの、現時点で確定しているのはこれらのチームだけとのこと。

ジャイアンツは2014年ドラフトの1巡目でベッカムを指名していたため、ジャイアンツにとってベッカムとの契約は実現しそうになかった再会を意味する。一方、ビルズに関しては、ベッカムと彼の勧誘を積極的に進めてきたアウトサイドラインバッカー（OLB）ボン・ミラーが対話を進めた結果、訪問に応じる姿勢を示した。

そして、カウボーイズだ。オーナーのジェリー・ジョーンズは木曜日に行われた試合でジャイアンツに28対20で勝利した後、ベッカムの訪問が確定したと報道陣に話している。

「オデルはわれわれの助けになるだろう」と述べたジョーンズは「今、私はそう信じている。あとはそれをフィットさせなければならない。それがここでのチャレンジだ」と続けた。

ベッカムが健康面で求められるレベルに達しているのかと質問されたとき、ジョーンズは「彼のリハビリの成果や現状を（見ることは）できていない」と答えている。

リハビリに関しては順調なのだろうか？　ベッカムのリハビリ事情を直接的に知っている人物によれば、ベッカムは第56回スーパーボウルで断裂したACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）が完治したとのこと。しかし、それがすべてではない。

今度はプレー面とフットボール関係の活動で調子を取り戻すことが重要だ。ベッカムは懸命にそれに取り組んでいるものの、チームに属さずに再現できることは限られている。また、それには時間がかかるだろう。

とはいえ、チームと契約する以上、ベッカムは試合に出場できるほど健康になっていることが期待されるはずだ。

計画ではサンクスギビングまでにリハビリの目標をすべてクリアすることになっており、ベッカムはそれを達成している。今度は所属するチームを選ぶ番だ。

【RA】