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チーフスがベテランRBメルビン・ゴードンを練習生に

2022年11月29日(火) 08:31


メルビン・ゴードン【AP Photo/Bart Young】

ランニングバック(RB)メルビン・ゴードンは今季これからもAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区にとどまるようだ。

カンザスシティ・チーフスがゴードンを練習生に迎える見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に報じた。ペリセロは過去1週間をフリーエージェントとして過ごしたゴードンが、すぐにアクティブになるだろうと伝えている。

ゴードンとの契約に取り組んでいるのに加え、トランザクションワイヤによればチーフスはベテランワイドレシーバー(WR)ブライアン・エドワーズとも契約を交わしている。

ゴードンはシーズン第10週にオーバータイムでラスベガス・レイダースに敗れた試合の後にウェイバーにかけられた。この試合でゴードンはゴールライン付近で重大なファンブルを犯している。ゴードンはデンバーで失態の多いシーズンを送り、計5回のファンブルを喫して、その内2回はロストしていた。ブロンコスはシーズン序盤から、そのファンブルが理由でゴードンのプレー時間を制限していた。

ベテランRBはクレームされることなくウェイバーワイヤを通過し、次にプレーする場所をいくらか選べる状況になっていた。ランニングバックルームの才能ある選手たちの層をさらに厚くしようと、チーフスがこの機会に乗り出している。また、ゴードンは第57回スーパーボウルを視野に入れるチームで重要なプレータイムを得られるかもしれない。

29歳のゴードンは、そのエンドゾーンへの直感を活用できる可能性のある、火力の高いチーフス攻撃陣に加わる。現在、クライド・エドワーズ・ヒレアーが故障者リザーブ(IR)に登録されており、チーフスは7巡目指名の新人であるアイゼア・パチェコを先発として起用しつつ、ベテランのジェリック・マッキノンもパスキャッチャーとして多くのスナップに参加してきた。ゴードンとの契約は、3番手のRBロナルド・ジョーンズ三世がついにチーフスで初めてのスナップを経験した後での動きだった。

ロサンゼルス・チャージャーズ時代に2度プロボウルに選出されたゴードンは、これまでプレーしてきた108試合でキャリア通算タッチダウン69回(ラッシング55回、レシービング14回)をマークしており、大きなモチベーションをもってチーフスの終盤戦に臨むだろう。チーフスは今季にこれからデンバーと2度のディビジョナル対決を控えており、シーズン第14週にプライムタイムのロードゲーム、シーズン第16週にホームでの対戦が組まれている。

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