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ジェッツはバイキングスの才能ある攻撃陣との対戦を楽しみにしているとCBガードナー

2022年12月02日(金) 11:04


ニューヨーク・ジェッツのソース・ガードナー【AP Photo/Adam Hunger】

ニューヨーク・ジェッツはクオーターバック(QB)マイク・ホワイトの活躍のおかげで快勝することができたが、シーズン第13週では守備陣も大役を果たすつもりのようだ。

ジェッツは今週末に北上してミネアポリスへと向かい、豊富な武器をそろえるミネソタ・バイキングスと対戦する。ワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンを筆頭にランニングバック(RB)ダルヴィン・クック、WRアダム・シーレン、QBカーク・カズンズを擁するバイキングスは、NFL5位のディフェンスにとっては大きな挑戦になるだろう。

だが、ジェッツはそれに挑む準備ができているようだ。

「俺はこういう試合が大好きなんだ」と現地30日(水)に話しているのはルーキーコーナーバック(CB)のソース・ガードナー。「最高の相手と戦うのが好きだ。俺も楽しみだし、セカンダリーのメンバーも楽しみにしているはずだ」

日曜日以来ジェッツを取り巻く話題の多くは、これまで元全体2位指名選手のQBザック・ウィルソンのバックアップを務めてきたホワイトで、彼はシーズン第12週のシカゴ・ベアーズ戦に先発すると、降りしきる雨の中で315ヤードとタッチダウン3回を投げて31対10でチームを勝利へと導いた。ウィルソンが中心となったジェッツ攻撃陣の以前の状態を考えると、その注目度は正当なものだが、チームのディフェンスもバイキングス相手に証明すべきことがある。

ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーの指揮のもと、今シーズンのジェッツ守備陣はひそかにリーグ上位に食い込んできている。ジェッツは今シーズン、1試合あたり4番目に少ない被得点(17.8)と5番目に少ない被ヤード数(308.8)を記録しており、昨年は被得点とディフェンス全体の評価で最下位に終わったチームとしては大躍進と言える。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、ジェッツディフェンスがこのままのペースでいけば、スーパーボウル時代において、この2つのカテゴリーで最下位につけながら翌年にトップ10にランクインする初めてのチームになるとのことだ。

同じカテゴリーでジェッツが過去に2回トップ6に入った際は、いずれもAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンシップゲームに出場している。それは2009年と2010年のことで、ジェッツが強豪チームだったと言える最後の時期だ。

10年間の暗黒時代を経て、ジェッツは再びその位置につけるかもしれない。日曜日に彼らの実力が試される。

「楽しい試合になるだろう」とサラーHCは水曜日に話している。「ソースは究極の努力家だ。彼とCBのD.J.リードは努力を惜しまず常に全力でプレーするし、これまでに手強い相手と対戦していないわけでもない。今のチームなら誰とでも対戦させられる。今の彼らはかなり優秀だから、いいチャレンジになるだろう。前にも言った通り、このチームの選手がワクワクするようなチャレンジだ」

注目のマッチアップはジェファーソン対ガードナーであり、2人はマンカバレッジの状況においてそれぞれのポジションで最強の選手と評されている。ジェッツは日曜日にカズンズが少なくとも数度はガードナーに挑んでくると予想可能だろうが、武器はヤード数でNFL2位(マイアミ・ドルフィンズのWRタイリーク・ヒルと1ヤード差)につけているレシーバーだけではない。アウェイの試合で勝利を挙げるために、ジェッツは3つのユニットすべてによるチーム全体の努力が必要となる。

サラーHCとガードナーが水曜日に話した通り、ジェッツはチャレンジに挑む準備ができている。

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