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11月の月間最優秀選手にチーフスQBマホームズ、バイキングスWRジェファーソンなど

2022年12月02日(金) 11:38


カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Charlie Riedel】

11月、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズとミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンは素晴らしいパフォーマンスを次々と披露していた。

だからこそ、現地1日(木)に発表された11月のNFL月間最優秀選手賞の受賞者の中に、ジェファーソンとマホームズの名前があったのは特に驚くべきことではない。

マホームズはAP通信NFL最優秀選手賞(MVP)の最有力候補に浮上しており、この1カ月間の活躍がそう予想される根拠となっている。11月を通して優れた技量を発揮していたマホームズは、各試合で320パスヤード以上を稼ぎ、チームを4勝0敗に導いた。マホームズは11月中に通算で1,426パスヤード、タッチダウン9回、インターセプト3回、パサーレーティング99.1をマーク。また、ラッシングでも161ヤード、タッチダウン1回を記録してAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手賞を手にしている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手に選ばれたジェファーソンは、NFC北地区で首位に立つバイキングスをけん引してきた。バイキングスは11月を3勝1敗という成績で終えており、ジェファーソンはバイキングスが勝利した試合でそれぞれ100ヤード以上とタッチダウン1回を獲得。11月にアクロバティックかつ信じられないほど素晴らしいキャッチを定期的に決めていたジェファーソンは、キャッチ29回、480ヤード、タッチダウン3回を記録した。

サンフランシスコ・49ersのディフェンスは紛れもなく圧倒的な力を見せつけている。その原動力となっているのがディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサだ。NFCディフェンス部門月間最優秀選手に指名されたボサは、タックル10回、タックルフォーロス5回、サック3回をマーク。シーズン第12週の試合で完全勝利した49ersは、4試合連続で後半に得点を許さずに試合を終えている。

AFCディフェンス部門月間最優秀選手賞はロサンゼルス・チャージャーズの万能なセーフティ(S)ダーウィン・ジェームズに贈られた。ジェームズは1カ月間でタックル37回、サック2回、フォースドファンブル2回、インターセプト1回を積み上げている。

ワシントン・コマンダースのキッカー(K)ジョーイ・スライは11月にポイントアフタータッチダウン(PAT)を1回逃したものの、NFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手賞を獲得できるほどの活躍を見せていた。スライは3連勝を収めて調子を上げているコマンダースにとって重要な貢献者だ。PATを8回中7回成功させたスライは、フィールドゴールで50ヤード以上の地点からの2本を含め、10回中10回を成功させるという完ぺきな成績を収めている。

AFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手賞を受賞したのはバッファロー・ビルズのKタイラー・バスだ。PATを9回中8回決めたバスは、フィールドゴールを13回中12回成功させた。それにはスライと同様に50ヤード以上の地点からのキックが2本含まれている。

グリーンベイ・パッカーズでビッグプレーを生み出す脅威として台頭しているWRクリスチャン・ワトソンが、NFLオフェンス部門月間最優秀新人賞を手にした。ワトソンは11月に行われた4試合でキャッチ14回、289ヤード、タッチダウン6回を獲得。この1カ月で頭角を現したドラフト2巡目指名のワトソンは、そのうち2試合で100ヤード以上を稼いだ。

月間最優秀新人賞の栄誉に浴したのはどちらもNFC北地区の選手となっている。ディフェンス部門月間最優秀新人賞に輝いたのはデトロイト・ライオンズのDEエイダン・ハッチンソンだ。ドラフト全体2位指名を受けたハッチンソンはタックル13回、サック1回、ファンブルリカバリー1回、インターセプト2回を積み上げ、ライオンズが直近の4試合で3勝1敗という成績を収めるのに貢献した。

【RA】