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ジャイアンツHCダボールの元に「いい訪問」ができたWRオデル・ベッカム、次はビルズとカウボーイズへ

2022年12月03日(土) 17:12


オデル・ベッカム【AP Photo/Alex Menendez, File】

落ち着き先を探して長い旅をしているオデル・ベッカムが現地訪問の段階を迎えている。

ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)のケガからの回復を続けるスターワイドレシーバー(WR)は現地1日(木)、ニューヨーク・ジャイアンツのトップと面談した。

「昨夜は彼とディナーを共にした」とヘッドコーチ(HC)のブライアン・ダボールは2日(金)に語っている。「いい訪問だった。実際、それ以外に付け加えることは何もない。私の焦点はワシントン戦にあり、この件に関する質問への答えはこれで全てだ」

ステーキを食べたということ以外の詳細について口をつぐんだダボールは「いいディナーだったとだけ言っておくよ」と述べ、4日(日)のワシントン・コマンダースとの同地区対決に集中している。

「全ての時間をワシントン戦のために割いている――ただ食事をしただけだ」とダボールは述べた。「いろいろ聞きたいのは分かる。だが最初に言ったように今はそれだけだ。全てはワシントン戦に向けて合わせているんだ。今日の練習がうまくいくよう、集中している」

12月の追加要員の目玉となるOBJことベッカムは、キャリア最初の5年間をプレーしたニューヨークからツアーを開始した。7勝4敗でワイルドカードのスポットにしがみついているジャイアンツはレシーバー陣がケガと不安定なプレーに苦しんでおり、大いに助けを必要としている。復帰に際してOBJが最も本格的な役割を担う場所を探しているとしたら、それはニューヨークかもしれない。

彼はさらにバッファロー・ビルズ、ダラス・カウボーイズとも面談することになっている。

カウボーイズのマイク・マッカーシーHCはベッカムの5日(月)の訪問に向けた調整が最終段階にあると金曜日に記者団に語った。

マッカーシーによれば、「皆がお互いに顔を合わせる時が来た」とのことだ。

【M】