ベンガルズQBバロウ、イーグルスQBハーツらが第13週の最優秀選手に
2022年12月08日(木) 15:24昨季のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームのリマッチになることからも多くの注目を集めていたシーズン第13週のカンザスシティ・チーフス戦で、クオーターバック(QB)ジョー・バロウ率いるシンシナティ・ベンガルズは堂々とした戦いぶりを見せた。
現地7日(水)朝、シーズン第13週の週間最優秀選手賞の受賞者が発表され、バロウはフィラデルフィア・イーグルスのQBジェイレン・ハーツと共に再びその栄誉に浴している。
27対24でチーフスを制した試合で、バロウはパス31回中25回成功(成功率80.6%)、286ヤード、タッチダウン2回、インターセプト0回という成績を残した。対チーフス戦で3勝0敗(プレーオフを含む)を記録しているバロウは、今回の試合でパサーレーティング126.6をマークし、ラッシングでも46ヤード、タッチダウン1回を稼いでいる。そして、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手に選ばれた。
ハーツはまたもやダイナミックなパフォーマンスを発揮して輝かしいシーズンを送り続けている。イーグルスが35対10でテネシー・タイタンズを圧倒した試合で、ハーツはトータル4回のタッチダウンを決めた。パス39回中29回成功(成功率74.4%)、380ヤード、タッチダウン3回、インターセプト0回を記録したハーツは、ランプレーでも活躍し、今季9回目のタッチダウンランを成功させた。その結果、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手賞に輝いている。
ラスベガス・レイダースのディフェンシブエンド(DE)チャンドラー・ジョーンズにとって、27対20で勝利したロサンゼルス・チャージャーズ戦は、シルバー&ブラックとして過ごす初年度において成績面で最も良い試合となった。シーズン第13週の試合に臨むまでサック0.5回しか記録していなかったにもかかわらず、今回の試合で大胆なブレイクを果たしたジョーンズは、サック3回、タックル6回、タックルフォーロス2回、パスブレークアップ1回を記録し、AFCディフェンス部門週間最優秀選手に指名されている。
NFCディフェンス部門週間最優秀選手賞はサンフランシスコ・49ersが33対17でマイアミ・ドルフィンズを下すのに大きく貢献したDEニック・ボサに贈られた。ボサはこの試合でサック3回、タックルフォーロス2回、フォースドファンブル1回を決めている。
クリーブランド・ブラウンズはヒューストン・テキサンズ戦でビッグプレーを連発したが、ワイドレシーバー(WR)ドノヴァン・ピープル・ジョーンズが決めた76ヤードのパントリターンタッチダウンほどスリリングなプレーはなかったと言えよう。ピープル・ジョーンズがタックルを破ってリターンタッチダウンを決めたことで勢いに乗ったブラウンズは、最終的に27対14で勝利を収めており、ピープル・ジョーンズはAFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手賞を手にしている。
NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手に選出されたのはデトロイト・ライオンズのキッカー(K)マイク・バッジリーだ。ライオンズが40対14でジャクソンビル・ジャガーズを打ち負かした試合で、バッジリーは4回のエクストラポイントと4回のフィールドゴールをすべて成功させ、合計16点を獲得した。
【RA】