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ファルコンズは“パフォーマンスに基づき”QBリッダーを先発に、マリオタはIR入りの可能性

2022年12月13日(火) 08:55


アトランタ・ファルコンズのデズモンド・リッダー【Ryan Kang via AP】

デズモンド・リッダーのシーズンがやってくる。

現地12日(月)、アトランタ・ファルコンズのヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスが日曜日に実施されるニューオーリンズ・セインツ戦ではドラフト3巡目指名の新人クオーターバック(QB)リッダーに先発を任せると発表した。

「クオーターバックを変更する」と述べたスミスHCはこう続けている。「デズモンド・リッダーが先発になる。これはパフォーマンスに基づく判断だ。前回、接戦になっている場面や、オフェンスを押し上げようとしている場面を乗り切ることについて話した。ニューオーリンズ戦に向け、彼の現状とチームの状況を考えると、これがベストな判断だと思っている」

スミスHCがQBマーカス・マリオタのベンチ待機を実績ベースで判断したと強調したことは注目に値する。なぜなら、これまで先発を務めていたマリオタは膝のケガも抱えているからだ。マリオタは膝の検査を受けているところであり、チームは彼を故障者リザーブ(IR)に置くことを想定しているとスミスHCはつけ加えている。

ファルコンズは最近、バックアップQBを確保するためにテネシー・タイタンズの練習生だったローガン・ウッドサイドと契約を結んだ。

マリオタは一貫性を見いだしてパスゲームを展開させるのに苦労していた。そのため、リッダーはオペレーションを活性化させる存在になることが期待されている。

リッダーはプレシーズンの間、ポケットでいい動きを見せたり、素晴らしい正確さを発揮したりと印象的な活躍をしていた。しかし、現在は競争がますます激しくなっている。

全体的に低迷しているNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区において、現在5勝8敗のファルコンズには、依然としてポストシーズンに進出できるチャンスがある。シーズン終盤戦を力強く戦い抜き、ファルコンズの将来を担う司令塔になれることを示せるかどうかは、すべてリッダー次第だ。

【RA】