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49ersのWRサミュエルはレギュラーシーズン中に復帰の見込み、QBパーディーは日々の経過観察

2022年12月13日(火) 11:11


サンフランシスコ・49ersのディーボ・サミュエル【AP Photo/Tony Avelar】

サンタクララに朗報がもたらされた。

チームが現地12日(月)に発表したところによると、日曜日にタンパベイ・バッカニアーズを下した試合でMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)と足首を捻挫したサンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルは、レギュラーシーズン中に復帰する見込みだ。また、新人クオーターバック(QB)ブロック・パーディーは斜筋および肋骨の負傷で日々の経過観察の対象になっているという。

49ersが35対7で勝利した試合からカートでロッカールームへと去ったサミュエルについてのニュースは、特に喜ばしいものだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは日曜日の午後に、サミュエルは深刻なケガを避けられた模様だと報じており、その見方が現実のものとなっている。

サミュエルとパーディーがMRI検査を受けた月曜日に、チームは明るいニュースを受け取った。9勝4敗の49ersはショートウイークで木曜日に7勝6敗のシアトル・シーホークスと戦うことになっており、そこでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のタイトルを確定させる可能性がある。

月曜日の練習に向けて制限付きとされていたパーディーが木曜日に先発できない場合、ジョシュ・ジョンソンがその役割を担うだろう。パーディーは日曜日に優れたパフォーマンスを発揮し、キャリア初先発だった試合でタッチダウン計3回をマークした。

パーディーはデプスチャート上でトレイ・ランスとジミー・ガロポロの後ろであるナンバー3の位置から今季をスタートしたものの、ランスとガロポロにケガが相次いだことで先発ラインアップ入りを果たした。ここ2週間で火のついたパーディーマニアの勢いは、シーズン第15週にも続く可能性がある。

サミュエルについては、49ersがシーホークス戦後に3試合を残すばかりとなる中で、いつ復帰できるかだけが分からない状態だ。49ersはシーホークスとの試合後、ワシントン・コマンダース、ラスベガス・レイダース、アリゾナ・カーディナルスと対戦することになっている。ともあれ、840スクリメージヤードとタッチダウン計5回を数えるデュアルスレットはレギュラーシーズンが終わる前に戻ってくると見られており、チームにとっては喜ばしい見通しが立っている。

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