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カーディナルスQBマレーがペイトリオッツ戦で膝を負傷、試合から除外

2022年12月13日(火) 11:25


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Ross D. Franklin】

マンデーナイトフットボールでスナップを3回受けた段階で、アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーが他の選手との接触によらない膝のケガを負い、カートでフィールドを去った。

マレーはスクリメージからの3つ目のプレーでスクランブルし、3ヤードのランの後に倒れた。当初はクエッショナブルとされていたものの、ケガをした際の様子は見た目からして恐ろしく、すぐにこの試合から除外されている。

チームメイトたちに見守られながらフィールド外へと運ばれる際のマレーは、目に涙を浮かべている様子であり、頭部をタオルで覆っていた。コルト・マッコイがマレーの代役を務めている。

カーディナルスのヘッドコーチ(HC)であるクリフ・キングスベリーは試合中に、「キツイ。あんなものを見たくはない。皆、コルトの元で団結しなくては」と話した。

2度のプロボウラーであり、4年目のシーズンを送っていたマレーは、今季序盤にハムストリングの負傷で2試合を欠場しており、昨年は足首の問題で3試合を逃していた。いずれのケースでも、ケガをした試合を最後まで戦い抜いてから戦線を離脱している。マンデーナイトの試合はそれらの例とは程遠く、今後の状況が懸念される。

2019年にドラフト全体1位で指名された25歳のマレーは、今年に大型の延長契約を結んでいた。今季これまでにパス389回中258回成功、2,359ヤード、タッチダウン14回、インターセプト7回と、ランで415ヤード、タッチダウン3回を記録している。

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