AFCとNFCが2023年プロボウルのコーチングスタッフを発表
2022年12月13日(火) 12:25現地12日(月)にNFLが2023年プロボウルゲームズのコーチングスタッフを発表した。プロフットボールの殿堂入りを果たし、12回のプロボウル出場と2度のスーパーボウル優勝を誇る元ラインバッカー(LB)のレイ・ルイス、スーパーボウルを優勝してプロボウルに9度選ばれている元LBデマーカス・ウェア、アメリカ女子フラッグフットボール代表クオーターバック(QB)のバニータ・クラウチ、そしてメキシコ女子フラッグフットボール代表 QBのディアナ・フローレスの4名が守備コーディネーター(DC)と攻撃コーディネーター(OC)を務めるという。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)はヘッドコーチ(HC)ペイトン・マニングのもとでルイスがDCを、フローレスがOCを務める。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)はイーライ・マニングHCのもとでDCをウェアが、OCをクラウチが担う。プロボウル選出が4人合わせて39回となるNFLのレジェンドたちと、フラッグフットボール界における世界的なスター選手2人がプロフットボールで重要なコーチング判断を下すことになり、今年は初めてAFC とNFCが対戦するフラッグフットボールの試合が日曜日に行われる。また、開催期間中を通して行われるプロボウルのスキルコンテストでも彼らは手腕を振るうことになる。
NFLクラブ事業およびリーグイベント担当副社長のピーター・オライリーはこう話している。
「プロボウルでの長年の経験を持つNFLレジェンドと、世界最高峰のフラッグフットボールのチャンピオンが豪華なコーチングスタッフとして集結することで、初めての形式で行われるこのプロボウルゲームは非常にエキサイティングで競争力があり、エンターテインメント性のあるものになるだろう。今年は特に、NFLのトッププレーヤーが日曜日に行われるAFC対NFCのフラッグフットボールゲームでプレーするだけでなく、攻撃コーディネーターにバニータ・クラウチとダイアナ・フローレスが任命され、フラッグフットボールの地位が向上したことが大きな特徴となっている。ペイトンやイーライ・マニング、レイ・ルイスやデマーカス・ウェアと同等の立場に、アメリカとメキシコから女子フラッグフットボールのエリート選手を迎えることは、女子と男子の間でフラッグフットボールが世界的に発展していることを示している」
NFLのフラッグフットボール運営パートナーである『RCX Sports(RCXスポーツ)』と国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)の協力のもと、プロボウルゲームズの注目イベントとしてAFC 対NFCによる7人制のフラッグフットボールの試合が3試合開催される。各試合は前後半合わせて20分で、10ヤードのエンドゾーンを含む50ヤードのフィールドで行われる。
2023年のプロボウルゲームズはラスベガス観光局(LVCVA)とラスベガス・レイダースのパートナーシップにより開催され、1週間にわたってAFCとNFCが対戦するさまざまな競技が行われる。2月5日(日)のプロボウルゲームズではリーグ最高の選手による壮大なフラッグフットボールの試合、エキサイティングなプロボウルスキルでファンは選手の卓越した技の数々を生で見ることができ、大規模なミュージックパフォーマンスなども楽しめる。日曜日のイベントは『ESPN』と『ABC』で東部時間15時から18時までテレビ放映され、ファンはProBowl.com/ticketsで35ドル(約4,800円)からチケットを購入することができる。
【2023年プロボウルコーチングスタッフ】
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)
ヘッドコーチ:ペイトン・マニング
守備コーディネーター:レイ・ルイス
攻撃コーディネーター:ディアナ・フローレス
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)
ヘッドコーチ:イーライ・マニング
守備コーディネーター:デマーカス・ウェア
攻撃コーディネーター:バニータ・クラウチ
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