テネシー・タイタンズは現地29日（木）のダラス・カウボーイズ戦で8人の選手が欠場する予定となっているなか、ランニングバック（RB）デリック・ヘンリーもダウトフルとされている。

タイタンズはAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）南地区のタイトルをかけてシーズン第18週にジャクソンビル・ジャガーズと激突する可能性があるため、主力選手の出場を控えさせ、ヘンリーもその一人になるようだ。

ヘンリーは月曜日にDNP（練習不参加）リストに置かれており、火曜日と水曜日の練習も限られていた。正式にダウトフルとされたからには、タイタンズの稼ぎ頭が二軍選手を多く起用するタイタンズのチームでプレーする可能性は低い。

シーズン第17週の結果にかかわらず、ともに7勝8敗のタイタンズとジャガーズはディビジョン優勝をかけて最終週を戦うことになる。

そのため、シーズンを通して故障者に悩まされてきたタイタンズは残された主力選手の大半を欠場させ、11勝4敗のダラス・カウボーイズとの試合に臨む。

13回のラッシングタッチダウンでAFCのトップに立ち、319回のキャリーではNFL首位、これまで1,429ヤードを稼いできたヘンリーの他に、コーナーバック（CB）クリスチャン・フルトン（鼠径部／そけいぶ）とアウトサイドラインバッカー（OLB）デニコ・オートリー（二頭筋）もダウトフルとされている。

クオーターバック（QB）ライアン・タネヒル（足首）に代わってルーキーのマリク・ウィリスが先発するのは予想通りだが、スターディフェンシブラインマン（DL）ジェフェリー・シモンズ（足首）、オフェンシブタックル（OT）ニコラス・プティ・フレール（足首）、セーフティ（S）アマニ・フッカー（膝）、OLBバド・デュプリー（胸筋）、ラインバッカー（LB）のザック・カニンガム（肘）とディラン・コール（足首）、ディフェンシブバック（DB）ジョシュ・トンプソン（脳しんとう）も欠場するという。

対するカウボーイズも負傷者を抱えており、LBマイカ・パーソンズ（かぜ）とRBトニー・ポラード（太もも）の出場が危ぶまれている。

ヘンリーは長年、失速させるのが最も難しく、止めるのは至難の業とされるランニングバックの一人だが、絶対に負けられないシーズン最終戦に向けてヘッドコーチ（HC）のマイク・ブラベルはヘンリーにブレーキをかけるようだ。

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