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49ersのQBランスが2度目の手術、復帰はOTAか

2023年01月02日(月) 03:14

サンフランシスコ・49ersのトレイ・ランス【AP Photo/Tony Avelar】

サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)事情はフィールド上では安定してきたものの、フィールド外ではちょっとした出来事が起きていた。

情報筋によると、2022年シーズンを先発クオーターバックとしてスタートしたQBトレイ・ランスが現地12月30日(金)に手術で修復した足首の2度目の手術を受けたという。手術は成功し、ランスは回復に向かっているとのことだ。

ランスは最近、松葉杖をつく姿を目撃されており、その状態が2週間ほど続くと見られていた。2度目の手術が2023年シーズンの準備に影響することはなさそうだと情報筋は付け加えている。

49ersは31日、『NFL.com』に対して「サンフランシスコ・49ersのクオーターバックであるトレイ・ランスは昨日、右足首の手術を受け、手術は成功した。今回の2度目の手術は9月に受けた最初の手術で設置された金属を取り除くために実施されたものである」と明かした。

「骨折した場所の関係で、必要だった金属の設置がランスの足首の腱に近い場所になってしまった。リハビリの過程で、腱に近い金属が足首に刺激を与えていることが判明した。複数の専門家と相談した結果、将来的な足首の問題を防ぐため、金属を取り外すことにした」

「ランスはリハビリのプロセスを継続し、OTA(チーム合同練習)には完全復帰する見込みだ」

12月11日以降の流れと同様、2023年を迎えて最初に挑むラスベガス・レイダースとの一戦はブロック・パーディが先発することになっている。マイアミ・ドルフィンズ戦で足を骨折したジミー・ガロポロを失いながらも、49ersは連勝街道をひた走る。

ランスは腓骨骨折と手術を必要とする三角筋および靱帯の断裂に見舞われ、9月下旬にシーズン終了が宣言された。4カ月から6カ月の回復期間が必要となり、遅くとも3月には復帰できるのではないかと見られていた。

情報筋によれば、ガロポロは歩行補助装置を外したものの、まだ完全には歩けていないとのこと。当然ながら、プレーできるようになるにはまだ道半ばである。最大限のベストシナリオとしては――ただし、あり得そうにはないが――49ersがこのまま負け知らずを通した場合、1月29日に予定されているNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ、もしくは2月12日に控える第57回スーパーボウルでバックアップを務めることはできるかもしれない。

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