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ジャイアンツOLBティボドーがサック後にとった行動を批判するコルツ暫定HCサタデー

2023年01月04日(水) 01:41

ニューヨーク・ジャイアンツのケイヴォン・ティボドー【AP Photo/Susan Walsh】

インディアナポリス・コルツの暫定ヘッドコーチ(HC)ジェフ・サタデーはニューヨーク・ジャイアンツの新人アウトサイドラインバッカー(OLB)ケイヴォン・ティボドーが試合の前半にサックを決めた後に行ったセレブレーションに異議を唱えている。サックされたクオーターバック(QB)ニック・フォールズはこのプレーで負傷。最終的にコルツは38対10で試合に敗れている。

サタデーはチームのオフェンシブラインがティボドーのセレブレーションを止めるべきだったと指摘した。

現地2日(月)、ティボドーのセレブレーションについて質問されたサタデーは「ああ、あのセレブセーションは無神経だ。ただただくだらないし、まったく好きになれない」と述べている。「それから、Oライン(オフェンシブライン)の観点からも、チームメイト全般に対しても失望している。自分たちのことは自分たち自身で守るものだ。皆さん私のことを知っているだろう。ここには長い間いる。だから、注意深くやるつもりだ。当然、あの行為についてはまったく好きになれないし、それはそれで仕方ないだろう」

ジャイアンツが圧勝した試合で、ティボドーは前半終了まで残り50秒の時点でフォールズにサックを決めて9ヤード後退させている。その直後、ティボドーは仰向けになり、痛みに苦しむフォールズの横でスノーエンジェル(寝転んだ状態で両腕を上下に動かし、両足を開閉させる行為)をし始めた。

その行為は不恰好だったとはいえ、ティボドーはすぐにそれを始めたことでフォールズが負傷したことに気づいていなかったようだ。

試合に勝利した後、ティボドーは「サックした後は祝うもんだろ。彼が負傷していると気づいたタイミングで俺たちは立ち上がり始めたと思う。セレブレーションをしているときは誰が何をしているかなんて見ていないさ。彼がすぐ元気になることを願っている」とコメントしている。

今回の試合でサタデーは暫定ヘッドコーチとして6連敗目を喫した。その試合で起こった出来事についてサタデーが別の見方をしているのは明らかだ。

フォールズはジャイアンツ戦での負傷が原因でシーズン最終週に行われるヒューストン・テキサンズ戦を欠場する。そのため、サム・エリンガーが先発し、マット・ライアンがバックアップを務めることになりそうだ。

【RA】