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カーディナルスがキングスベリーHCを解任、カイムGMは健康状態に専念するため退任
2023年01月10日(火) 02:39『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地9日(月)、情報筋の話として、アリゾナ・カーディナルスがヘッドコーチ(HC)クリフ・キングスベリーを解任したと報じた。
ラポポートはさらに、キングスベリー解任に加えて、ジェネラルマネジャー(GM)スティーブ・カイムが健康状態に専念するべく職務から退くことになると情報筋が明かしたとも伝えている。
その後、カーディナルスがこれらの動きを発表した。
チームは声明の中で「ヘッドコーチのクリフ・キングスベリーがその任を解かれたことを発表する。加えて、ジェネラルマネジャーのスティーブ・カイムが自身の健康状態に専念するため、その職務を離れることを決断した。チームは2人の今後を祈るとともに、それぞれの貢献に感謝している」と述べている。
キングスベリーは昨季にカーディナルスをプレーオフに導いたあと、2027年までの契約延長を締結したばかりだった。しかしながら、カーディナルスが2022年シーズンを4勝13敗で終えたことでフランチャイズは今後、別の方向に進むことになる。
キングスベリーがカーディナルスの指揮官を務めた4年間の戦績は28勝37敗1分、ポストシーズンに進んだのはわずか1回だ。
カイムはこの10シーズンにわたってカーディナルスのGMを務めてきた。当初は健康上の理由で無期限の休職に入ったことが12月14日に発表されていた。
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