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ブラウンズが3シーズン在籍していたDCウッズを解雇

2023年01月10日(火) 12:01

クリーブランド・ブラウンズ【NFL】

不本意なシーズンを過ごした後、クリーブランド・ブラウンズがコーチングスタッフの改革に乗り出している。

現地9日(月)、ブラウンズが守備コーディネーター(DC)ジョー・ウッズの任を解いたことを発表した。

ヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは月曜日に出した声明で次のように述べている。「ジョーには、3シーズンにわたって私たちの守備コーディネーターとして懸命に働き、貢献してくれたことに感謝したい。人としてもコーチとしても、ジョーに対しては最大限の敬意を抱いている。残念ながら、今季は自分たちの基準を満たすだけのパフォーマンスを発揮できなかった。その責任は私たち全員が共有している。ジョーとご家族の今後のご健勝をお祈りしている」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロは月曜日、ブラウンズが守備コーディネーターの空席を埋めるために、ピッツバーグ・スティーラーズのシニア守備アシスタントであるブライアン・フローレスおよびニューイングランド・ペイトリオッツの守備アシスタントであるジェロッド・メイヨーに対する面接許可を要請したと報じている。

ウッズはステファンスキーがヘッドコーチに就任した2020年にブラウンズに加入。ウッズが在任していた3シーズンの間、ブラウンズ守備陣は浮き沈みを繰り返してきた。

2021年シーズン終盤、ウッズ率いるユニットは好調であり、明るい兆しをもたらしていた。しかし、2022年シーズンは悲惨な結果と共にスタート。壊滅的なカバレッジにより、ディフェンスが機能していない場面が何度かあった。

シーズンを通して一貫性を保つのに苦労してきたブラウンズ守備陣は、何度もタックルをしそびれている。その結果、相手に多くのランニングレーンを与え、ワイドレシーバー(WR)がワイドオープンになることを許してしまった。日曜日に28対14で敗れたスティーラーズ戦は、ブラウンズ守備陣という溶けたアイスクリームの上に腐ったチェリーをのせたようなものだったと言えよう。そこでは、完全にオープンになっていたスティーラーズのWRジョージ・ピケンズにタッチダウンを決められている。

シーズン終盤にチームに反抗的な態度を示し、練習から家に帰されていたディフェンシブエンド(DE)ジェイデビオン・クロウニーは、ブラウンズの一員として臨む最後の試合になるかもしれなかったシーズン最終戦でインアクティブとされていた。クロウニーがそのような態度をとった主な原因はウッズにあったようだ。

ステファンスキーHCはシーズンを通してウッズの去就に関する質問を受け流してきたが、オフシーズンを迎えるにあたり、もはやこの問題を無視することができなくなったのだろう。ブラウンズは被得点で20位、被トータルヤードで15位、被ランヤードで25位、被パスヤードで5位という成績を残して2022年シーズンを終えた。

新しい守備コーディネーターを探しながら、ブラウンズはオフシーズンにディフェンスをあらゆるレベルでアップグレードする必要がある。特に、ディフェンシブタックル(DT)は大きな問題だ。ブラウンズはタックルができる他のエッジラッシャーやラインバッカー(LB)を必要としているだけではなく、セカンダリーの手助けも欲している。

【RA】