ファルコンズがグレッグ・ビードルスを球団社長に任命
2023年01月10日(火) 13:12アトランタ・ファルコンズは組織図のトップ層をシャッフルしながら2023年オフシーズンを迎えている。
チームオーナーのアーサー・ブランクが現地9日(月)朝、グレッグ・ビードルスが球団社長に就任し、日々の運営を担っていくと発表した。
ビードルスはインターンとして参加して以来、28年間ファルコンズに在籍している。アトランタでは、クラブの所有権をブランクに移譲する際に財務チームの一員を務めるなど、いくつかの役割を担ってきた。
2011年から球団社長を務めていたリッチ・マッケイはフットボールの運営を統括しながらファルコンズのCEOにとどまる。そして、ファルコンズおよびメジャーリーグサッカーのアトランタ・ユナイテッド、メルセデス・ベンツ・スタジアムの親会社であるアーサー・M・ブランク・スポーツ&エンターテインメント(AMBSE)のポートフォリオのCEO業務も担うことになった。
ブランクは声明で「私は常々、リーダーシップの継続性と熟慮された後継者育成計画が優れた組織の特徴であると考えており、われわれは当社の事業を未来へ導くために、経験豊かなエグゼクティブからなる、並外れた、深みのあるグループを意図的に育成している」と述べている。「これらの新しい役割は、それぞれのリーダーが当社のコア・バリューをいかに体現しているかや、彼らの長年にわたる優れた業績を反映したものだ。彼らが当社の事業、社員、パートナーに対して、また、私や私の家族に対して、忠実で、献身的で、優れたサービスを提供してくれていることに感謝している。彼らはこのような機会を得るにふさわしく、ファンや顧客、ゲスト、そして社員に対する最高水準の鋭い視点を持ち、われわれのバリューを反映する文化を育みながら、ビジネスをリードし続けてくれると、これ以上ないほど確信している」
ブランクはビードルスとマッケイの昇進に加え、スティーブ・キャノンがAMBSEの副会長に、ティム・ズラウスキーがAMBSEの社長に昇格したと発表。また、ディートマー・エクスラーがメルセデス・ベンツ・スタジアムの執行副社長兼チーフオペレーティングオフィサーに昇進し、引き続きアーサー・M・ブランク・ファミリー・オフィスのCEOを務めることも明らかにしている。
【RA】