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チャージャーズがLTスレーターに復帰指定、WRウィリアムスは日々の経過観察

2023年01月11日(水) 08:47


ロサンゼルス・チャージャーズのラショーン・スレーター【AP Photo/Mark J. Terrill】

2018年シーズン以来のポストシーズンを前に、ロサンゼルス・チャージャーズは対処すべき負傷をいくつか抱えている。

今週末の対戦相手であるジャクソンビル・ジャガーズと戦い、38対10で大敗したシーズン第3週に二頭筋腱を断裂したレフトタックル(LT)ラショーン・スレーターが、アクティブ登録を想定した21日間を期限とする練習期間に入ると、ヘッドコーチ(HC)ブランドン・ステイリーが現地10日(火)に報道陣に語った。

ステイリーHCはスレーターが順調に前進しているものの、土曜日に実施されるスーパーワイルドカードウイークエンドの試合ではプレーしない見込みだとつけ加えている。

当初はシーズン終了と見られていたことを踏まえれば、チャージャーズがプレーオフで勝ち進んだ場合にスレーターが復活する可能性があるのは歓迎すべきニュースだ。

また、去る日曜日にデンバー・ブロンコスに31対28で敗れた試合で背部を打撲したワイドレシーバー(WR)マイク・ウィリアムスは日々の経過観察の対象となっている。この試合では、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)プレーオフのシード順には影響しないにもかかわらず、ウィリアムスをはじめとする先発選手たちが出場準備を整えていた。

ビッグプレーが持ち味のウィリアムスは第2クオーターでヒットされるまでにキャッチ4回、32ヤードをマーク。支えを受けながらサイドラインに向かい、さらなる診断のためにカートに乗ってロッカールームに向かっていた。

ラインバッカー(LB)ジョーイ・ボサも、この一戦をスタートしたときよりケガを増やして試合を終えている。ボサは今週の故障者報告に鼠径(そけい)部の負傷で記載されるとステイリーHCは明かした。

12試合を故障者リザーブ上で過ごしたボサは、シーズン第17週に復帰し、レギュラーシーズン最終戦まで故障者報告に記載されることなく乗り切った。シーズン開幕以来のサックを決めたときには圧倒的な強さが戻ってきたように見えていたものの、同じドライブの第3ダウンにQBプレッシャーをかけた後にサイドラインに合図を送り、それ以降は現場に戻っていない。

ウィリアムスとボサの両名、もしくはいずれかがチャージャーズの雪辱戦に間に合うかは、今後分かってくるだろう。2022年にチャージャーズが複数ポゼッション差で負けたのは、9月にジャガーズに大敗したときのみだ。

そのシナリオをチャージャーズが今週末に逆転することができれば、スレーター復帰の可能性がまた一歩現実に近づく。

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