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ベンガルズ戦の先発QBは試合時に判断予定のレイブンズ

2023年01月14日(土) 10:48


ボルティモア・レイブンズのタイラー・ハントリー【AP Photo/Nick Wass】

ラマー・ジャクソンが膝のケガに対処し続ける中、ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは現地13日(金)の時点で、15日に控えるシンシナティ・ベンガルズとのワイルドカード戦に向けた先発クオーターバック(QB)を指名しなかった。

肩のケガで先週の試合を欠場したタイラー・ハントリーが先発になると予想されているが、HC同様、QB本人も誰が先発になるかは口をつぐんでいる。

ハントリーは金曜日、自身が先発出場すると言われているのかと聞かれ、「試合時に決定される」と答えた。

ハントリーは先週に休養時間を得たことで肩のケガが良くなったという。

「試合が近づいて、そこそこいい状態だ。パーセンテージでいうと90か99、そのあたりだと思う。試合はもうすぐ。今日も練習したし、これから数日間、どんな感じか様子を見るところだ」

そう話した24歳のハントリーは「2週続けて同じチームと戦うことを考えると、休めたのは良いことだった。さっき話したように、どんどん調子が良くなっているんだ」と付け加えている。

ハントリーは金曜日の練習にフル参加したものの、ベンガルズ戦でプレーできるかは公式にはクエッショナブルとなっている。ハントリーが出場できない場合は新人QBアンソニー・ブラウンが2週連続の先発となる。

ジャクソン不在の中レイブンズの攻撃陣は苦労しており、シーズン第13週から第18週の5試合で平均12.5点という数字は、ニューヨーク・ジェッツの11.0点に次いでNFLで下から2番目であり、また、シーズン第1週から第12週までの平均得点と比べて17点も少ない。

もし万全の状態でプレーが可能であれば、ハントリーはキャリア初のポストシーズン先発となる。

ハントリーは「緊張はしていないよ。ただフィールドに戻って、休んだ1週間を取り戻すことにワクワクしている。フットボールができる新たな機会に感謝しているし、レイブンズでプレーできるのは最高のことだ」と語った。

木曜日にPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)損傷の最新情報をツイートし、復帰できるほど良い状態にないことが判明したジャクソンについて、ハーボーHCは金曜日、そのツイートは「気にしていない」と述べ、元MVPの状態についてコメントしていない。

また、ハーボーHCはチームが日曜夜に勝利した場合、ジャクソンがポストシーズンに出場できるかどうか「分からない」とも話している。

「つまり、分からないということだ。それこそ、ここに立つことが挑戦的な理由であり、重要なことだから、と毎回ケガについての質問を受けると、いつもケガについて理解しているわけではないということがわかる。時には、早く治ることを願うこともあるさ。私はいつも、選手が早く戻ってくることを望んでいるし、それがどんな種類の予測であれ、まだ現実ではないことも分かっている。時には、逆に復帰が遅くなってしまい、がっかりすることもある」

【AK】