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ショーン・マクベイがラムズの2023年HC続投へ

2023年01月14日(土) 17:15

ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイ【AP Photo/Mark J. Terrill】

ショーン・マクベイはまだ立ち去る準備ができていない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロは、マクベイは自分の将来を数日考えた後、ロサンゼルス・ラムズのコーチとしてチームに戻るつもりであると現地13日(金)に報じた。チームはその後、このニュースを発表している。

ラポポートとガラフォロによると、マクベイは現在、2023年に実施される可能性のあるスタッフ変更の中にいる。

スーパーボウル優勝監督は、失望の5勝12敗のシーズンが終わった後も、自身の態度を明らかにしなかった。

マクベイは月曜日に「適切な時間をかけられるようにしたい。こういうことは一度もなかったが、影響を受けた人々にきちんと配慮する必要がある。一番重要なことは、たぶん、自分が愛し、本当に大切にしている人とつながる、一貫した会話や対話をもつことだろう。“自分と(マクベイ夫人である)ベロニカ(コミン)にとって、何がベストだと思う?”とね」と話していた。

「だが、それが私の今後の決断に関連して影響を受けるであろう人々への共感や責任感がなくなるというわけではない。だからこそ、軽い気持ちでやりたくない。適切な時間をかけるという意図を確かなものにする一方で、関係する人々に配慮したやり方で決断する」

アシスタントも決定しない状態で、マクベイは自身の決定にあまり多くの時間を取ることができなかった。

ロンバルディトロフィーを昨年2月に掲げた後、マクベイは収入の大きいテレビでの仕事に進むこともできたが、ラムズでの新シーズンのために戻ることを選んだ。しかし、クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォード、ワイドレシーバー(WR)クーパー・カップとスターディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドなどのケガにより勢いを失い、ラムズにとって耐え難いシーズンになってしまった。マクベイのチームがプレーオフに進出できなかったのは2017年にラムズを率いて以来2度目であり、シーズンを勝ち越しで終えられなかったのは初めてのことだった。

マクベイの悪名高くも疲れ知らずの労働倫理と並外れた基準を考えれば、試練のシーズンを終えて燃え尽きた彼を非難する者はほとんどいなかっただろう。

昨シーズンと異なり、プライムタイムのゲームアナリストの仕事は容易に就任可能ではないが、間違いなくいくつかのネットワークは、彼がコーチから離れることを決定したときに、新たなアナリストの名簿にマクベイを加えようとするであろう。

現時点で、そのようなことが2023年に起こるようには思えない。代わりに、才能あふれるHCがチームに戻り、ラムズを復活のシーズンに導く方に向いている。

【AK】