1月2日の試合中に心不全に見舞われてから1週間以上が経過し、バッファローの病院を退院したバッファロー・ビルズのセーフティ（S）ダマー・ハムリンがチームメイトとの再会を果たした。

ビルズのラインバッカー（LB）マット・ミラーノが現地14日（土）に『Instagram（インスタグラム）』に投稿したストーリーでは、ニューヨーク州オーチャードパークにあるビルズの施設でハムリンが笑顔でチームメイトに挨拶する姿が確認できる。

From Matt Milano's Instagram story. Damar Hamlin. Unbelievable. Appears he is back "on campus" in Orchard Park. pic.twitter.com/toSCQI2b64

— Mike Giardi (@MikeGiardi) January 14, 2023

ハムリンの訪問は今週にもたらされた最新のポジティブな進展だ。

月曜日には、心停止後から治療を受けていたシンシナティ大学医療センターを退院し、同日にバッファロー総合医療センターに転院したが、水曜日に退院を果たしている。

シンシナティ大学医療センターのウィリアム・ナイト医師は9日、ハムリンが歩けるようになり、「普通食」も取れるようになったことに加え、回復の進度に合わせて理学療法と作業療法を受けていると明かしていた。さらに、医師団はハムリンが「頸椎の損傷」を負っておらず、現在は「神経学的に無傷」であり、その関係で「通常の歩行」ができているとも話した。

ビルズのヘッドコーチ（HC）ショーン・マクダーモットは11日、ハムリンがチーム施設に戻る準備ができ次第、迎える意向を明かしていたが、それからわずか3日でその願いを実現させた。現在、ハムリンは自宅でリハビリを継続している。

ハムリンはビルズのレギュラーシーズン最終戦となったニューイングランド・ペイトリオッツ戦を病室から見守っており、試合のオープニングプレーでビルズのランニングバック（RB）ナイヒーム・ハインズが96ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決めるなど、35対23で感動的な勝利を遂げたチームを称えるべく、試合後にはチームと『FaceTime（フェイスタイム）』で会話を楽しんだ。その後、ウイニングボールをプレゼントされている。

ビルズはスーパーワイルドカード週末にマイアミ・ドルフィンズと対戦することになっており、日本時間1月16日（日）3時にキックオフを迎える予定だ。

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