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QBジャクソンは「200%」チームにとどまるとレイブンズHCハーボー

2023年01月20日(金) 12:01

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/Terrance Williams】

フットボール界がクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンのボルティモアでの未来を心配しはじめてから1年以上がたった。それでも、ボルティモア・レイブンズとジャクソンが間もなく何らかの契約を結ぶという兆候はない。

多くの場合、それは3月にリーグイヤーが開始する際にジャクソンがフリーエージェンシーを迎えることを意味する。しかし、レイブンズにはジャクソンを放出する意思はない。ジャクソンは今も、レイブンズのフランチャイズクオーターバックなのだ。

レイブンズのヘッドコーチ(HC)であるジョン・ハーボーは現地19日(木)に「100%、200%だ。そのことに疑問はない」と語っている。

「ラマー・ジャクソンはわれわれのクオーターバックだ。彼はこれまでもわれわれのクオーターバックだった。われわれの攻撃陣を構築し、チームを築いていくという部分でわれわれがやってきたすべてのことは、この信じられないほどの若者、その才能、能力、競争力を元にし、彼の周りにどう人を配置するかを考えて行われてきた

「私はラマーが大好きだし、エリック(デコスタ/ジェネラルマネジャー)もラマーが大好きだ。それはこれからも変わらない。細かいことや、全体的なことについては何も分からないが、私が知っている唯一のことは、私はファンやその他のすべての人々と同じだということだ。指をクロスさせ、つま先もクロスさせ、祈りの言葉を唱える。うまく完了できると信じているし、その仕事をするには世界で最も優れた人物がいる。エリックは彼にここにいてほしいと思っていて、私もそう思っている。スティーブ(ビスシオッティ/オーナー)も彼がここにいることを望んでいる。そして、ラマーだってそう思っている。うまくいくはずだ」

ジャクソンはチームにいくつかの不満を抱いており、レイブンズはそのうちの一つを解消しようと、木曜日に攻撃コーディネーター(OC)グレッグ・ローマンと離別した。ジャクソンは2021年にチームの読まれやすい性質への不満をあらわにしており、新しいOCはそこを修正していかなければならない。特にそのOCが、ラン能力を一番の資産とするジャクソンを単純なクオーターバックとして決めつけないのであれば。

一方で、その能力のせいで、ジャクソンはケガをしやすい傾向があると言われてきた。たとえ、それがまったく正確な評価ではなくても。走る率が高いことで、確かにヒットを受けやすくはなる。しかし、2021年シーズンを終わらせた足首のケガを負ったのは、ランではなく、パスを出す前にプレッシャーを避けようとしてのことだった。また、2022年の膝のケガは、パスを出そうとポケットを移動しようとした際に負ったものだ。

いずれも負傷もジャクソンのシーズンを短くし、レイブンズはQBタイラー・ハントリーに、そして2022年にはアンソニー・ブラウンにも頼らざるを得なかった。レイブンズは少なくとも公には、それらの不幸なできごとが交渉には影響しないとしている。

「それが何らかの傾向になるとは思っていない」と言うハーボーHCは「ラマーはそういった問題を今後も抱える人間ではないと思っている。そんなことは考えられない。そしてまた、それがフットボールというものだ。過去2年間のプレーはどちらとも異例のことだった。そういうことは起こり得る」と続けた。

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