現地21日（土）、カンザスシティ・チーフスがホームのアローヘッド・スタジアムにジャクソンビル・ジャガーズを迎えてディビジョナルラウンドの戦いに挑んだ。AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）西地区優勝を果たしたチーフスはカンファレンスの第1シードを確保し、今回のプレーオフではディビジョナルラウンドからの登場だ。

試合は先制したチーフスがリードを譲らず、ジャガーズの懸命の追い上げを振り切って27対20で勝利。クオーターバック（QB）パトリック・マホームズはそのキャリアにおいてディビジョナルラウンドで負けたことがなく、今回は第1クオーターで足首を負傷するアクシデントに見舞われ、第2クオーターはほとんどフィールドに出られなかったものの、無事に試合復帰を果たし、ディビジョナルラウンドの自己戦績を5勝0敗と更新している。マホームズはパス30回中22回成功、195ヤード、2タッチダウン、インターセプトなしだった。

カンファレンスチャンピオンシップに進んだチーフスの相手は、シンシナティ・ベンガルズとバッファロー・ビルズの結果によって決まる。しかも、どちらが勝つかによって会場も異なってくる。レギュラーシーズン第17週に予定されていたビルズとベンガルズの一戦が中止となった関係で、第2シードのビルズが勝利した場合、AFCチャンピオンシップは中立地で開催されることになっており、中立地はアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムに決定している。

第3シードのベンガルズがビルズを撃破した場合、チーフスがホームでベンガルズを迎え撃つ。チーフスはAFCチャンピオンシップ5年連続出場となる。　

【C】