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ベンガルズ攻撃陣に印象的な点は「ない」とチーフスLBゲイ

2023年01月27日(金) 13:02

カンザスシティ・チーフスのウィリー・ゲイJr.【Logan Bowles via AP】

カンザスシティ・チーフスのラインバッカー(LB)ウィリー・ゲイJr.は、急浮上したライバルであり、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)決勝戦の対戦相手であるシンシナティ・ベンガルズについて、チームは語るつもりはないと話した。

その後、ゲイはベンガルズについてかなり辛辣(しんらつ)なコメントをしている。

現地26日(木)にベンガルズ攻撃陣の印象的な点について聞かれた3年目のラインバッカーは、言葉少なに多くを語った。

『Fox 4 KC』によれば「ない」と言ったゲイは、続けて「ない」と繰り返したという。

語らないと言いつつも、何と雄弁なことか。

思い出してほしいのだが、チーフスは過去2シーズンでベンガルズに対して0勝3敗となっている。そして、それには1年前にアローヘッド・スタジアムで敗れたカンファレンスタイトル戦も含まれる。ベンガルズはまた、シーズン第13週にチーフスを27対24で下している。

これらの3試合の直接対決で、ベンガルズ攻撃陣はチーフスを倒すために後半で巻き返す必要があった。また、3試合での平均得点は29.3ポイントとなっている。

ライバル関係は先週土曜日に実施されたディビジョナルラウンド戦でベンガルズがバッファロー・ビルズに勝利した際、ベンガルズのディフェンシブバック(DB)マイク・ヒルトンが発した言葉によってヒートアップしている。ヒルトンはチーフスが愛するアローヘッド・スタジアムの名前をもじって、こう話したのだ。

「バローヘッドスタジアムで会おうぜ」

これはチーフスに対して成功を収めているベンガルズQBジョー・バロウを引き合いにした発言だった。

そういった発言がチーフスに好意的に受け入れられたはずがない。“ない”というコメントでベンガルズをおとしめる前、ゲイは“バローヘッド”の呼び名について尋ねられ、何も話すつもりはないと言ったのはそれが理由だと説明していた。

「俺はただフットボールをプレーするだけでワクワクする。大事なのは試合で起きることだけ。リードコーチが言ったように、俺たちは話をしない。ただその時間が来た時に仕事をするだけだ」とゲイは話している。

ゲイはまた、ベンガルズがチーフス戦でランを試み、強い意志で前線での勝負を挑んでくるだろうと予測。

「もちろん、ランを止めなきゃ。彼らがそれをやろうとしてくるのは分かっているし、俺たちに勝てると思ってやるだろう。だが、フロント6やフロント7は間違いなく俺たちの仕事をし、それをスローダウンしてやる」

他のベンガルズの面々には、日曜日の決戦を前に戦いのリングに上がる気はないようだ。ゲイのコメントについて尋ねられたベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスは、舌戦に加わりたくないと話している。

「彼に反応する気はない」というチェイスのコメントを『ESPN.com』が伝えた。

こういったやりとりがある前から、日曜日のヘビー級の戦いはエキサイティングなものになると予想されていた。今、そこに少しのスパイスが加わっている。

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