ブロンコスがHC候補のジム・ハーボーと2度目の面談
2023年01月29日(日) 23:54ブロンコスの共同オーナー兼CEOのグレッグ・ペナーは今週、チームのヘッドコーチ(HC)職についてジム・ハーボーとじかに会って話すため、ミシガン州のアナーバーに飛んだという。
9日(月)にバーチャルでブロンコスと面談したハーボーは、その後、ミシガン大学に残ることを発表した。しかし、その後もハーボーとブロンコスのジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトン、ペナーとの議論は続いていたと情報筋は言っている。2人はスタンフォード大学を通じてハーボーとは知り合いであり、49ersの元HCをリストの上位に置いているという。
ペナーに近い人物によると、彼の訪問中にオファーがなされることはなく、ただ彼が直接面談していない候補がハーボーだけだったことから訪ねたというのが理由の1つとされている。しかし、ハーボーも話を聞く意志は持っており、もしも自分がNFLに戻るとすれば、希望するのはブロンコスの仕事だと周囲に話しているとの話が漏れ聞こえている。母校に残るという発表済みの計画はまだ具体化していないが、ドアは開いたままだ。
ブロンコスはまた49ersの守備コーディネーター(DC)デミコ・ライアンズにも強い関心を示している。19日(木)にカリフォルニアで行われた面談でチーム側は彼に好印象を持ったらしく、このサイクルでは最も待ち望まれた候補といえるかもしれない。しかし、ライアンズは今は他の機会に焦点を置いていると彼らに伝えたとされている。情報筋によれば、ライアンズは2006年から2011年までラインバッカー(LB)として在籍したテキサンズの第1候補になっているという。両サイドは今週中に会うと考えられており、地縁もある(彼の妻ジャミーラが同地域の出身)ライアンズをヒューストンに呼び戻すことには双方前向きとのことだ。
他の上位候補も、少なくとも今はデンバーとは縁がなさそうだ。カウボーイズのDCダン・クインはアリゾナ・カーディナルス、インディアナポリス・コルツとブロンコスを含む関心を示すチームに対し、ダラスに残ると通達した。他にもブロンコスはニューオーリンズ・セインツの元HCショーン・ペイトンとも面談したが、2度目の予定は立っていないと考えられている。
ラムズのDCラヒーム・モリス、スタンフォード大学の元HCデビッド・ショウ、デトロイト・ライオンズとコルツの元HCジム・コールドウェルとブロンコスのDCエジロ・エベロも面談を受けたが、今週、チームは全員に違う方向に進むことにするという連絡を入れた。
全てはまた、テーブルの上に戻っている。
ブロンコスがさらに探索の手を広げて、イーグルスのDCジョナサン・ギャノンやベンガルズの攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・キャラハンなど、1年前の面談で好感触だったコーチたちを検討に加える可能性もある。
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