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ブロンコスが新HCショーン・ペイトンのDCとしてブライアン・フローレスに面談要請

2023年02月04日(土) 17:25

ピッツバーグ・スティーラーズのシニアディフェンシブアシスタントのブライアン・フローレス【AP Photo/Keith Srakocic, File】


ショーン・ペイトンがデンバー・ブロンコスのかじを取ることが決まり、次の大きな疑問は誰が守備面を管理するのかということになる。

これに関して、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地3日(金)、ブロンコスがピッツバーグ・スティーラーズのシニアディフェンシブアシスタント兼ラインバッカー(LB)コーチのブライアン・フローレスに守備コーディネーター(DC)のポジションの面談許可を申し入れたとの情報を伝えた。

またブロンコスはシアトル・シーホークスのアソシエートヘッドコーチ兼守備アシスタント、ショーン・デサイにもDCの面談を要請したとラポポートは報じている。

フローレスは先月、アリゾナ・カーディナルスのHC職を巡って面談を受けていた。41歳の彼は他にもアトランタ・ファルコンズ、ミネソタ・バイキングス、クリーブランド・ブラウンズとDCの面談を受けており、ブラウンズはその後ジム・シュワルツの採用を発表している。

ニューイングランド・ペイトリオッツで長くアシスタントを務めたフローレスはマイアミ・ドルフィンズのHCとして3シーズンを過ごし、その間に24勝25敗を記録した。ドルフィンズは9勝8敗に終わった2021年シーズン後に彼を解雇。解雇後、フローレスはドルフィンズと他に3チーム(ブロンコスを含む)、リーグを相手に訴訟を起こし、差別的雇用形態や解雇の慣例があったと主張した。

ピッツバーグで1シーズンを過ごしてきたフローレスがDC候補として人気なのは意外ではない。ペイトンのような攻撃面を得意とするタイプと組めば、フローレスは守備面で自治権を得ることができるだろう。

昨シーズンはエジロ・エベロがブロンコスディフェンスを見事にコーディネートし、彼はカーディナルス、パンサーズ(その後フランク・ライクに決定)、ヒューストン・テキサンズ(デミコ・ライアンズに決定)、インディアナポリス・コルツとHC職の面談をしている。エベロがコルツかカーディナルスに決まらなければ、彼がペイトンの下に戻ってくることも考えられる。一方で、ブロンコスはフローレスのような交代要員のリストを作成しているというわけだ。

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