ベンガルズRBミクソンへの加重脅迫での起訴はいったん取り下げ
2023年02月04日(土) 19:27加重脅迫の軽罪で起訴されたシンシナティ・ベンガルズのランニングバック(RB)ジョー・ミクソンへの訴えは現地3日(金)、正式に取り下げられたが、再び訴えが起こされる可能性は残っている。
金曜日、法廷に提出された文書には、ミクソンへの訴えは市の検察当局の要請により取り下げられたと書かれていた。
金曜日に法廷で開かれたヒアリングで、オハイオ州ハミルトン郡地方裁判所のカート・キッシンジャー裁判長は、起訴の取り下げに被害者が同意していることを念入りに確認し、ヒアリングがマーシー法に準じて行われたことを確かめたという。
キッシンジャー裁判長は法廷で市の検察当局側から、訴状の再提出を進める前に追加調査が必要だという話があったと述べたことが記録されている。
訴状が提出されたのは2日(木)で、ミクソンは故意に女性に銃を向けて「お前は顔を撃たれればいい。俺はお前を撃つべきだ。警察に俺は捕まえられない」と言ったとされている。
訴状によると事件が起きたのは1月21日(土)だといい、軽罪として処理されていた。ベンガルズは1月22日(日)にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)ディビジョナルラウンドでバッファロー・ビルズに勝利している。
訴状の提出後、ミクソンには逮捕状が出されていた。
ベンガルズの6年目のRBは過去に軽犯罪で告訴されたことがあり、オクラホマ大学時代に1シーズンの出場停止処分を受けている。2014年7月、彼はオクラホマ州ノーマンのレストランで女子学生といさかいになって相手を殴打して気絶させており、動画が決め手となって処分を受けた。司法取引により、ミクソンは1年間の謹慎と100時間の社会奉仕活動、行動カウンセリングの義務を科され、それらを終了している。
これまでのキャリアで彼は5,378ランヤードと40回のタッチダウンを記録した。ベンガルズとの契約はあと2年残っている。
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