【2016年第8週】ジェッツ勝利でブラウンズいまだ白星なし
2016年10月31日(月) 11:28現地30日(日)、クリーブランド・ブラウンズの本拠地ファーストエナジー・スタジアムに乗り込んだニューヨーク・ジェッツはランニングバック(RB)マット・フォルテが82ヤードを走ったほか、後半に2度のタッチダウンを記録する大活躍でチームの勝利に貢献し、31対28でジェッツが敵地で勝利を収めた。ブラウンズはこれで8連敗、勝ち星のないままシーズンを折り返している。
最初のドライブでワイドレシーバー(WR)アンドリュー・ホーキンズがタッチダウンを決めたブラウンズはフィールドゴールで追加点を上げると、ジェッツのクオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックをサックするなど奮闘した守備陣の活躍もあり、第1クオーターは失点なく終えている。
第2クオーターはジェッツRBビラル・パウエルが相手ディフェンスの間をぬって35ヤードのタッチダウンランを披露。それでも、好調の滑り出しを見せたブラウンズがRBアイザイア・クロウェルの1ヤードタッチダウンランで奪われたポイントを取り戻すと、キッカー(K)コーディ・パーキーがこの日2度目のフィールドゴールを成功させて、ブラウンズが20対7とリードして前半を終えた。
しかしながら、ブラウンズの勢いは急激に失速。第3クオーターに入ると、ジェッツQBフィッツパトリックがWRクインシー・エヌンワに24ヤードのタッチダウンパスをつないで追加点。守備陣がブラウンズの攻撃にしっかりと対応しながら、オフェンス陣はフィッツパトリックがテンポの良いパスで敵陣に攻め込んでいき、RBフォルテが4ヤードのタッチダウンランを決めてついに逆転を果たす。
第4クオーターにもフォルテがタッチダウンランを追加してキッカー(K)ニック・フォークもフィールドゴールを成功させた。何とか反撃の糸口をつかみたいブラウンズは試合時間15秒を残してQBジョシュ・マッコウンからWRアンドリュー・ホーキンズに渡った1ヤードパスでタッチダウンが決まり、2ポイントコンバージョンも成功させて2点差まで詰め寄るも、時計は無情にも試合終了を告げた。
ジェッツQBフィッツパトリックはパス34回中一6回、228ヤード、1タッチダウンを記録。RBフォルテは今回の試合で2回のタッチダウンランを披露した。
ブラウンズQBマッコウンは49回中25回のパスを成功させて341ヤード、2タッチダウンと奮起したが、2回のインターセプトを献上してもいる。