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【2016年第8週】テキサンズQBオズワイラーが躍動、本拠地無敗を継続

2016年10月31日(月) 11:57

ヒューストン・テキサンズQBブロック・オズワイラー【AP Photo/Eric Christian Smith】

ヒューストン・テキサンズが現地30日(日)、本拠地NRGスタジアムにデトロイト・ライオンズを迎えて行われた第8週、前回とは別人かと思わせるようなクオーターバック(QB)ブロック・オズワイラーの活躍によって20対13でテキサンズが勝利を収めた。

第1クオーターは互いに決め手を欠いて0対0で終了。試合が動きを見せ始めたのは第2クオーター、オズワイラーが投じたタイトエンド(TE)C.J.フィドロウィッツへの6ヤードタッチダウンパスが決まってテキサンズ先制で7対0となる。その後もランニングバック(RB)ラマー・ミラーがエンドゾーン残り1ヤードのところからディフェンスを押し込んでタッチダウン、点差を広げる。この得点はワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスによる12ヤードのワンハンドレシーブなしには語れない。

第4クオーターの序盤、ライオンズは残り1ヤードからRBセオ・リディックとQBマシュー・スタッフォードが華麗なコンビプレーでタッチダウンを決め、10対17と詰め寄る。以降、テキサンズはキッカー(K)ニック・ノバクが36ヤード、ライオンズはKマット・プレイターが34ヤードのフィールドゴールで追加点を上げたが、最後はオンサイドキックをリカバーしたテキサンズが時計を進めてゲームセット。

テキサンズはこれで8戦5勝3敗。月曜日に行われたデンバー・ブロンコス戦での27対9という大敗も含めてホーム以外の試合ではまだ勝利を手にしていない。逆を言えば、ヒューストンで試合をすれば、テキサンズはまだ5勝無敗と無敵だ。

ヒューストンでの1年目は苦戦している様子で批判さえも聞こえてくるオズワイラーだが、現在までの9回中8回のタッチダウンパスはホームのヒューストンで記録しており、本拠地との相性は良い。

3連勝中と波に乗っていたライオンズQBスタッフォードは240ヤード、1タッチダウンをマークしたが、エンジンのかかりが遅かったライオンズ軍に、テキサンズのリードをひっくり返すだけの時間はなかった。