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チーフスがRBエドワーズ・ヒレアーをIRからアクティブ登録、WRハードマンをIRに登録

2023年02月07日(火) 08:51


カンザスシティ・チーフスのクライド・エドワーズ・ヒレアー【AP Photo/Ed Zurga】

現地6日(月)、カンザスシティ・チーフスが第57回スーパーボウルを前にランニングバック(RB)クライド・エドワーズ・ヒレアーを故障者リザーブ(IR)からアクティブ登録した一方で、ワイドレシーバー(WR)メコール・ハードマンをIRに登録した。

シーズン第11週に行われたロサンゼルス・チャージャーズ戦でハイアンクルスプレインに見舞われて以来、欠場を余儀なくされていたエドワーズ・ヒレアー。かつてドラフト1巡目指名を受けたエドワーズ・ヒレアーはシーズン最初の6試合で先発を務めていたものの、新人RBアイゼア・パチェコの台頭により、負傷前からスナップ数が減少していた。

エドワーズ・ヒレアーは1月17日に練習に復帰。そこからプレーオフで復帰を果たす可能性が開けている。チーフスはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでシンシナティ・ベンガルズを下すまで、このランニングバックの出場を見送っていた。

フィラデルフィア・イーグルスと対決するスーパーボウルでエドワーズ・ヒレアーが復帰すれば、チーフスはバックフィールドから抜け出して活躍できるデュアルスレット型のオプションをもう1つ手に入れることになる。チーフスはプレーオフでの戦いを進める中でバックフィールドからバランスを見出しているため、エドワーズ・ヒレアーがアクティブとなった場合に、大舞台でパチェコやジェリック・マッキノンのスナップ数が大きく減らされることになれば、それは驚くべきことだろう。

AFCタイトル戦で骨盤のケガを悪化させ、スーパーボウルへの出場も期待されていなかったハードマンは、正式にIRに置かれることになった。ハードマンはベンガルズ戦で復帰を果たす前、骨盤のケガが原因でレギュラーシーズン中にわずか8試合しか出場していない。

ハードマンはレギュラーシーズンにおいてキャッチ25回で297ヤード、タッチダウンキャッチ4回、キャリー4回で31ヤード、タッチダウンラン2回を記録。イーグルスの堅牢なディフェンスにプレッシャーをかけることを目指す中で、チーフス攻撃陣はハードマンの不在によってスピードとクリエイティビティをいくらか失うことになるだろう。

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