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相応の評価を求めるジャガーズWRカーク、「自分はNFLで最高のレシーバーの1人だ」

2023年02月07日(火) 11:24


ジャクソンビル・ジャガーズのクリスチャン・カーク【AP Photo/Reed Hoffmann】


2022年NFLシーズンにはあと1試合が残されているが、選手の不満が噴出するシーズンはすでに本格的に始まっているようだ。

そのステージに立つ最新のコンペティターとなっているジャクソンビル・ジャガーズのワイドレシーバー(WR)クリスチャン・カークは、『Up & Adams(アップ&アダムス)』に出演した際にホストを務めるケイ・アダムスに対し、自分は新チームで好調なシーズンを送ったにもかかわらず、それに見合った注目を浴びていないと語っている。

「まあ、面白いよね。まだ自分に見合った敬意が払われていないような気がしているんだから。なんとなくそんな気がしているんだ」と話したカークは「このオフシーズンに契約した後はいろいろと騒がれていて、あのときが一番うるさかったんじゃないかな」と続けた。

ジャガーズはカークと3,700万ドル(約48億9,688万円)の保証金を含む4年7,200万ドル(約95億2,906万円)相当の契約を締結。この契約の価値を疑うものは多く存在し、WRゼイ・ジョーンズと3年2,400万ドル(約31億7,698万円)の契約を結んだことと合わせて、ジャガーズはフリーエージェント(FA)期間の序盤に笑い者にされていた。

そうした中でカークがやってのけたのはレシーブ数(84回)、レシーブヤード(1,108ヤード)、タッチダウンレシーブ数(8回)で自己ベストを出すことだった。今季、全試合に出場したカークは、ジャガーズのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区優勝およびプレーオフでの逆転勝利にも貢献している。リーグ内においてはキャッチ数で18位、レシーブヤードで14位、タッチダウンレシーブ数で11位タイにつけた。

プレーオフでの2試合でそれぞれ1回のタッチダウンを決めたカークは現在、自分の成功を人々に知らせることを楽しんでおり、こうコメントしている。

「今はほら、特に俺が過ごしてきたシーズンを考えると・・・本当に静かになってきた。みんながちょっと黙り込んでしまっている感じ。でも、俺はただ尊敬されたいだけなんだ。自分はNFLで最高のレシーバーの1人だと思っている。俺はそういうプレーを見せている。今はそういう不満を抱えていて、これからもそれは募っていくだろうな」

ジャガーズはカークが尊敬されていないと感じ続けることを望んでいる可能性がある。彼がその不満を糧に2023年シーズンに素晴らしいパフォーマンスを発揮するのであれば、チームはすでに投資に対する十分なリターンを得ていることになるだろう。

【RA】