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NFL基金とアリゾナのスーパーボウル開催委員会が地元の非営利団体に約2.8億円を寄付

2023年02月10日(金) 10:49


NFLロゴ【NFL】


NFLは毎年、スーパーボウル開催都市の周辺地域の改善を目指してスーパーボウル・レガシー助成金プログラムを実施している。今年はNFL基金とアリゾナのスーパーボウル開催委員会の出資により、212万5,000ドル(約2億7,945万円)の助成金が提供され、恵まれないアリゾナ市民を支援した実績のある非営利団体を援助することになった。

アリゾナ・コミュニティ財団が運営する申請プロセスを経てこの助成金を受け取ることになった非営利団体は次のような分野に重点を置いて活動している。青少年のための質の高い教育へのアクセスの改善、青少年を中心とした住民の健康全般の改善、多様性・公平性・包括性・社会正義の平等と利用しやすい社会を実現するための積極的な行動の推進、食品ロス削減・リサイクルの取り組みを中心とした環境と持続可能性に係る活動。

過去1年間、NFL財団と開催委員会のスーパーボウル・レガシー助成金による寄付は、スーパーボウルという注目度の高いイベントを利用して、普段あまり知られていないこれらの優良団体の功績をアピールしてきた。スーパーボウル・レガシー助成金の資金は以下の各団体に贈られる。

『1N10, Inc.』
『Ability 360(アビリティー360)』
『Agua Fria Food & Clothing Bank(アグア・フリア・フード&クロージング・バンク)』
『Arizona Forward(アリゾナ・フォワード)』
『Arizona Students Recycling Used Tech(アリゾナ・スチューデント・リサイクリング・ユーズド・テック)』
『Assistance League of the East Valley(アシスタンス・リーグ・オブ・イーストバレー)』
『Barrow Neurological Foundation(バロー・ニューロロジカル財団)』
『Be Kind People Project(ビー・カインド・ピープル・プロジェクト)』
『Big Brothers, Big Sisters of Central Arizona(ビックブラザーズ、ビッグシスターズ・オブ・セントラル・アリゾナ)』
『Big Brothers, Big Sisters of Southern Arizona(ビックブラザーズ、ビッグシスターズ・オブ・サザン・アリゾナ)』
『Boys & Girls Club of the Valley(ボーイズ&ガールズ・クラブ・オブ・ザ・バレー)』
『Catholic Charities Community Services (Mental Health Wellness Among Survivors of Sexual Violence) (性的暴力被害者にメンタルヘルスケアを提供するカトリック・チャリティ・コミュニティ・サービス)』
『Child Crisis(チャイルド・クライシス)』
『Civitan(シビタン)』
『Creighton Community Foundation(クレイトン・コミュニティ財団)』
『Defenders of Children(ディフェンダーズ・オブ・チルドレン)』
『Desert Botanical Gardens(デザート・ボタニカル・ガーデンズ)』
『Dignity Health Foundation(ディグニティ・ヘルス財団)』
『Dress for Success Phoenix(ドレス・フォー・サクセス・フェニックス)』
『Educational Enrichment Foundation(エデュケーショナル・エンリッチメント財団)』
『Elevate Phoenix(エレベート・フェニックス)』
『Flagstaff Shelter Services(フラッグスタッフ・シェルター・サービス)』
『Foundation for Senior Living(ファウンデーション・フォー・シニアー・リビング)』
『Gigi’s Playhouse(ジジズ・プレーハウス)』
『Homeward Bound(ホームワード・バウンド)』
『Hope for Addiction(ホープ・フォー・アディクション)』
『Jobs for Arizona’s Graduates(ジョブス・フォー・アリゾナ・グラデュエーツ)』
『Mission of Mercy(ミッション・オブ・マーシー)』
『Mobile Meals of Southern Arizona(モバイル・ミールズ・オブ・サザン・アリゾナ)』
『National Center for American Indian Enterprise Development(ナショナル・センター・フォー・アメリカン・インディアン・エンタープライズ・デベロップメント)』
『Neighborhood Ministries(ネイバーフッド・ミニストリーズ)』
『NotMyKid(ノットマイキッド)』
『Pacific Southwest Minority Supplier Development Council(パシフィック・サウスウエスト・マイノリティ・サプライヤー・デベロップメント・カウンシル)』
『Phoenix Children’s Suicide Prevention(フェニックス・チルドレンズ・スーサイド・プリベンション)』
『Phoenix Indian Center(フェニックス・インディアン・センター)』
『Phoenix Public Library Foundation(フェニックス・パブリック・ライブラリー財団)』
『Saint Mary’s Food Bank(セイントメアリーズ・フード・バンク)』
『Southwest Human Development(サウスウエスト・ヒューマン・デベロップメント)』
『Special Olympics Arizona(スペシャル・オリンピック・アリゾナ)』
『State of Black Arizona(ステート・オブ・ブラック・アリゾナ)』
『United Food Bank(ユナイテッド・フード・バンク)』
『Vitalant(ビタラント)』
『WasteNot(ウェイストノット)』

現地9日(木)に開かれた記者会見には、NFLコミッショナーのロジャー・グッデル、アリゾナ・カーディナルス副会長のニコール・ビドウィル、アリゾナの第57回スーパーボウル開催委員会会長兼CEOのジェイ・パリーと理事長のデイビッド・ルソー、フェニックス市長のケイト・ガリゴ、『Be Kind People Project (ビー・カインド・ピープル・プロジェクト)』CEO兼創設者のマーシャ・メイヤーとCOOのJ.C.トンプソンが出席し、Be Kind People Projectのコミュニティーセンターで同団体は新しい施設を改修するために20万ドル(約2,631万円)の助成金を受け取った。

NFLのフィランソロピー担当副社長兼NFL基金事務局長のアレクシア・ギャラガーは、「アリゾナのスーパーボウル開催委員会と協力し、地域社会に貢献する素晴らしい非営利団体を支援できたことを光栄に思います」と述べた。

「私たちは、資金提供を通じて非営利団体が最大限のインパクトを与え続けるために必要なリソースを獲得できることを知っています。そのことはアリゾナでの試合が終了した後もずっと実感できることでしょう」

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