ジャガーズはTEエングラムにフランチャイズタグ指定の意向
2023年03月03日(金) 08:40タイトエンド(TE)エバン・エングラムは2022年にジャクソンビル・ジャガーズと結んだ実力を示すための1年契約でキャリアハイの数字をたたき出した。
両者が長期契約に向けて動く中、ジャガーズはこのタイトエンドがフリーエージェンシーへと流れないように手を打とうとしている。
3月7日(火)のフランチャイズタグ指定期限までに長期契約が締結できなかった場合、ジャガーズはエングラムにフランチャイズタグを使用する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地2日(木)に情報筋の話を元に伝えた。
『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、2023年の非独占的フランチャイズタグが指定された場合、エングラムは1,134万5,000ドル(約15億5,105万円)を手にすることになる。
エングラムは2022年にプレーオフに進出したジャガーズで全17試合に出場し、ブレイクシーズンを送っていたクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスの信頼できる選択肢であることを証明した。エングラムはキャリア最高のキャッチ73回、766ヤード(タッチダウン4回)をマークし、チーム内でワイドレシーバー(WR)クリスチャン・カーク(キャッチ84回、1,108ヤード)、WRゼイ・ジョーンズ(キャッチ82回、823ヤード)に次ぐ3番手にランクインしている。
ワイルドカードラウンドではチームトップの93レシービングヤード(キャッチ7回)をマークし、前半の終盤にジャガーズの最初のタッチダウンを挙げた。これがきっかけとなり、ジャガーズはロサンゼルス・チャージャーズを相手に27ポイントをひっくり返して歴史的な逆転勝利を遂げている。
ジャガーズのシーズンはスーパーボウルチャンピオンになるカンザスシティ・チーフスに27対20で敗れたことで終わったが、ヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンの最初のシーズンはチームの意気を高揚させる成功に満ちており、エングラムのパフォーマンスはその中で重要な役割を果たしていた。
エングラムは2月21日にジャクソンビルに残りたいとの意思を示しており、その感覚はお互いが持っていると話していた。3月7日にフランチャイズタグ指定期間が終わるときに、一つの結論が出るはずだ。
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