火曜日までに長期契約が成立しなければ、RBジョシュ・ジェイコブスをフランチャイズタグ指定する考えのレイダース
2023年03月04日(土) 17:29ラスベガス・レイダースは少なくともあと1シーズン、ランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスをチームに残す考えだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは現地3日(金)に、レイダースは火曜日のタグ指定期限までに彼と長期契約を結べなかった場合は彼にフランチャイズタグを付けるつもりだとの情報を伝えている。
2023年のRBのフランチャイズタグにかかるコストは1,009万1,000ドル(約13億7,081万円)だ。
レイダースがタグを使用することになれば、両者は7月17日(月)までに長期契約を結ぶか、そうでなければジェイコブスはひとまず1年間プレーすることになる。
前回のオフシーズンに交代したレイダースの幹部は元1巡目指名の5年目オプションを行使せず、ジェイコブスの未来には疑問符が浮かんでいた。
彼はただ、フィールドに出てラッシュでNFLをリードすることでそれに答えた。ジェイコブスは1,643ヤードを340回のキャリーで駆け抜け、12回のタッチダウンを奪っている。オールプロのファーストチームに選出された彼は2022年に1試合平均97.2ランヤードを記録してNFLトップに立った。
プレシーズン中には新ヘッドコーチ(HC)ジョシュ・マクダニエルズが自身のオフェンスにおいて25歳のRBを戦力とみなさないのではないかという臆測が飛び交った。最初の3週間はそこそこだったが、ジェイコブスはシーズン第4週から6週にかけて140ランヤード以上を獲得して疑問に明確な答えを突きつけた。そこからは、2度目のプロボウル選出へとまい進を続けた。
デレック・カーをリリースし、今オフシーズンにクオーターバック(QB)を一新すると考えられるレイダースにとって、少なくとも1人は確保されたオフェンスの重要メンバーがジェイコブスとなる。彼らがランニングバックとの長期契約にどれほどの金額を提示するつもりなのかを見れば、2年目のフロントオフィスの本心が分かるだろう。
火曜日の期限を前にタグ指定されるランニングバックはジェイコブスが最初になると予想されている。この他、ダラス・カウボーイズのトニー・ポラードとニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリーもタグ指定の候補となっている。
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