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チーフス、OTブラウンに2度目のタグ使用はしない見込み

2023年03月07日(火) 13:13


カンザスシティ・チーフスのオーランド・ブラウン【Aaron M. Sprecher via AP】

オフェンシブタックル(OT)オーランド・ブラウンはフリーエージェント市場に出ることになりそうだ。

カンザスシティ・チーフスはブラウンにフランチャイズタグを指定しない見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート、マイク・ガラフォロ、トム・ペリセロが現地6日(月)に情報筋の話を元に伝えた。

チーフスは来週までブラウンと長期契約を結ぶことが可能であり、フリーエージェンシーが始まる3月15日からは、ブラウンが新しいチームと交渉や契約を行うことができる。

昨オフシーズン、両サイドが期限までに長期契約に至らなかったことから、チーフスはブラウンにフランチャイズタグを指定していた。2度目のレフトタックルへのフランチャイズテンダーは、2023年には1,992万ドルになる。現在のサラリーキャップの状況を踏まえれば、チーフスにとっては難しい額だ。

チーフスは2021年に、1巡目を含む複数のドラフト指名権を引き換えにしたボルティモア・レイブンズとのトレードによってブラウンを獲得していた。

フランチャイズタグによってオープンマーケットへの道が閉ざされなかった場合、ブラウンはオフェンシブタックルの中で今オフシーズンに獲得可能なトップ選手になるだろう。チーフスがトップクラスのレフトタックルへの支払いに不安を抱えていたとしても、先発クラスのタックルには常に需要のあるリーグにおいて、ブラウンは大きな契約を手にするはずだ。

チーフスがブラウンを維持しないならば、タックルのポジションには大きな疑問が生じることになる。チーフスではベテランライトタックル(RT)のアンドリュー・ワイリーもフリーエージェントになる予定だ。

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