契約に伴うプレッシャーは“常に感じてきた”とジャイアンツQBジョーンズ
2023年03月09日(木) 11:59成功に満ちた1年が、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズに報酬アップと仕事の安定性をもたらした。
元1巡目指名選手であるジョーンズはキャリアで最初のハードルをクリアした。これからは4年1億6,000万ドル(約219億2,200万円)の契約に伴う期待に応えなければならないことを分かっている。
ニューヨーク・ジャイアンツとの新契約に合意してから24時間がたっていないタイミングで、ジョーンズは「その責任はいつも感じてきた」と話した。
「このポジションをプレーして、特にニューヨーク・ジャイアンツやこの街でプレーするということには、そういう責任が伴う。それをとても真剣に受け止めている」
「それは間違いなく変わらない。確かに感じているし、俺の目標はそれを毎日、オフシーズンにはシーズンに向けた準備をしながら、シーズンになればこのチームが勝てるように自分のベストを尽くし、そうできるポジションに自分を置く中で、それを感じること。だから、その責任をとても真剣に受け止めている」
ジョーンズは新リーグイヤーの開始を迎えるにあたり、ジャイアンツの最優先事項だった。1年前にはジョーンズの5年目オプションを行使せず、ルーキー契約のラスト1年でその力を試すことを決めたジャイアンツ。ジョーンズは見事にこれに応じ、キャリアベストの3,205パスヤード、タッチダウン対インターセプト15対5を記録し、ランでは708ヤードとタッチダウン7回を決めた。こちらも4年間のジャイアンツ在籍期間で最も多い数字だ。ジョーンズのリードによってジャイアンツはNFL界を驚かせ、9勝7敗1分をマークしたのに加え、プレーオフでミネソタ・バイキングスを倒してディビジョナルラウンドにコマを進めていた。
ジェネラルマネジャー(GM)のジョー・シェーンは水曜日に「1年前にここに来ると思っていれば、5年目オプションを有効にしていただろう」と話し、こう続けた。
「だが、ドラフト以降でダニエルについて取り組む中で、彼がどういった人間なのかは分かっていた。このビルにいる全員から、彼がどういった人間なのかが見えていたんだ。彼の職業倫理や、あらゆるフィジカルなツールを備えていたこと、運動能力、あらゆるスローが可能なこと。彼が置かれていた状況についても見る必要があると思っていて、2年目や3年目に、彼がどういったことを経験したか。彼の周りにいる才能や、ケガ。たくさんのことがあった」
「だが、過去13カ月をダニエルのそばで過ごし、彼のプレーを見て、第3クオーターでの逆転劇でプレーオフゲームに勝利したところを見れば、25歳の若者がシーズンを通して見せたものにはたくさんの有望な要素があった」
4年契約によって未来のジャイアンツにおけるジョーンズの役割が固まったことで、チームは次のプライオリティに取りかかることが可能になった。ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーだ。火曜日のアメリカ東部時間16時に設定されたフランチャイズタグ指定期限の直前に、チームはバークリーに非独占的フランチャイズタグを指定している。
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