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フリーエージェントのWRオデル・ベッカムが10チーム以上を前にアリゾナでワークアウトを実施

2023年03月12日(日) 18:02


オデル・ベッカム【AP Photo/Jason Behnken, File】

現地10日(金)、ワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムが彼に関心を持つチームの前でその回復ぶりを披露した。

ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)のケガで2022年を全て失った3度のプロボウラーは、契約締結を願ってアリゾナ州の練習施設でワークアウトを実施した。

そこにはバッファロー・ビルズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、そしてニューヨーク・ジャイアンツの代表者が皆顔をそろえていたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディは伝えている。

他にもロサンゼルス・ラムズ、ボルティモア・レイブンズ、クリーブランド・ブラウンズ、カロライナ・パンサーズ、ニューヨーク・ジェッツ、アリゾナ・カーディナルス、サンフランシスコ49ers、カンザスシティ・チーフスとミネソタ・バイキングスが見学に訪れていた。

ラムズが優勝した第56回スーパーボウルでベッカムがACLを断裂してから13カ月が経過している。彼の名前は2022年シーズン終盤に複数のコンテンダーの助っ人候補として何度も見出しを飾っていた。結局、前年にラムズでしたように、チーム入りしてタイトル制覇に貢献できるほどの回復ぶりを見せることはできなかったが、今や完全に健康を取り戻しており、フルシーズンとそれ以降について関心を持つチームは間違いなくいる。

プリンス・アムカマラ「ダチの@objがプライベートワークアウトをやるってんで、見にきたぜ!」

9年目のシーズンを迎えるOBJはキャリア通算531回のレシーブで7,367ヤードと56回のタッチダウンを奪っている。

彼に大型の報酬を約束することはハイリスクとハイリターン、どちらの要素も含んでいる。3度のプロボウル選出は最初の3シーズンでのことであり、2020年からは2度ACLを断裂している。しかし、グレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェントトップ101のリストで9位にランクインしている彼はまだ興味深い可能性を持っていそうだ。

クラブ側からの接触はあるだろう。金曜日のオーディションでベッカムは彼らが何を得ようとしているのかを知らしめるために必要なことをした。

【M】