テキサンズがWRロバート・ウッズと2年約20億6,000万円で契約
2023年03月12日(日) 19:03ヒューストン・テキサンズが少し早めにフリーエージェンシーを味わっている。
彼らはワイドレシーバー(WR)ロバート・ウッズと、1,000万ドル(約13億5,015万円)のフル保証、最大1,700万ドル(約22億9,526万円)という2年1,525万ドル(約20億5,898万円)で契約しようとしていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地10日(金)に伝えた。
ウッズは1シーズンを過ごしたテネシー・タイタンズから2月22日(水)にその他大勢と共にリリースされていた。
確かに、ベテランワイドアウトの2022年の成績――レシーブ53回、527ヤード、タッチダウン2回――は以前と比べれば大きく劣るが、それでもWRブランディン・クックスや急上昇中のニコ・コリンズと並び、センター下が誰であれ、信頼できるレシーバーとして停滞しがちなテキサンズオフェンスの再興に役立てるだろう。
長年にわたり過小評価されてきたウッズが2021年にロサンゼルス・ラムズでACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を痛めてから丸1シーズンが経過した。彼は通算623回のレシーブで7,604ヤード、レシーブタッチダウン37回とグラウンドでも5回のタッチダウンを記録して、31歳のシーズンを迎えようとしている。
ヒューストンは金曜日の段階でリーグで3番目に多いとされるキャップスペースの一部をウッズ獲得のために使用した。彼らはそれをさらに割いて実績あるクオーターバック(QB)を獲得するのか、それともドラフト全体2位指名権を使って誰かを選ぶのか。過去2シーズンのスコアリングオフェンスでランキング30位だった彼らが浮上するための基礎はすでに敷かれつつある。
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