LBシャック・トンプソンが2年間の契約再構築でパンサーズ残留に同意
2023年03月12日(日) 21:34カロライナ・パンサーズは全体1位指名権で一流選手を加えられるトレードを成立させた次の日に、影響力ある守備選手を引き留める契約を交わした。
現地11日(土)、チームはラインバッカー(LB)シャック・トンプソンと契約の再構築について同意し、彼がカロライナに残ることを発表した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが得た情報によると、トンプソンの新契約は2年間だという。
2022年にキャリアハイとなるタックル135回でチームをリードしたにもかかわらず、オフシーズン前のトンプソンはカット候補に入っていた。それは2,450万ドル(約33億0,787万円)に上るキャップヒットと保証金が契約に残っていないことが関係していた。
だが、代わりに守備コーディネーター(DC)エジロ・エベロは忠誠心熱い守備のベテランをキープすることにした。
2015年NFLドラフト1巡目指名のトンプソンがカロライナで真価を発揮するまでには少し時間がかかった。ルーキー契約の大部分で彼はルーク・キークリーの脇役に甘んじていた。ところがキークリーの最終年となった2019年にオフボールの脅威として開花し、109回のタックルと3回のサックでチームに貢献した。
2019年12月に4年間の延長契約に署名し、そこから3シーズン続けてタックル100回以上を記録。キャリア通算ではここまで709回のタックル、12回のサック、4回のファンブルフォースに4回のファンブルリカバリー、3回のインターセプトとなっている。
再構築された新たな契約によって、彼はパンサーズでその数字を伸ばし続けるチャンスを手にした。
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