クオーターバック（QB）サム・ダーノルドの最新の目的地は興味深いものとなっている。

ダーノルドがサンフランシスコ・49ersと1年契約を結んだと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが伝えた。

トレイ・ランスとブロック・パーディが負傷し、ジミー・ガロポロの離脱が決まっていた49ersは、クオーターバックポジションで何らかの確かな要素を必要としていた。

25歳のダーノルドはキャリアで3つ目のNFLチームに加わる。2018年ドラフトでニューヨーク・ジェッツから1巡目（全体3位）で指名されたダーノルドは、ジェッツで38試合に先発し、苦戦の末に2021年にカロライナ・パンサーズへトレードされた。パンサーズでは11試合に先発したものの、やがてその役割を失っている。

とは言え、ラスト6試合で先発した昨シーズンには、最終戦で2回のインターセプトを喫するまでキャリアで最高の部類に入るパフォーマンスを発揮し、1,100パスヤード、タッチダウン7回、インターセプト2回、ランによる得点2回を記録していた。

ダーノルドはランスが昨年9月に負った足首の骨折、パーディが最近受けた肘の手術から回復中である49ersにとっての保険になる。ランスはオフシーズンで復帰許可が出ると見られるものの、ヘッドコーチ（HC）のカイル・シャナハンはランスのオフシーズンのワークロードを減らし、健康状態を万全にするためにも、もう一人のベテランQBが必要だと考えたようだ。

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